ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~

こういう旅がしたい

ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~
野愛
野愛
1年以上前

読んだら間違いなく旅したくなる!のは旅漫画なので当たり前ですが、こういう旅がしたいんだ…!と心から思いました。 予定を詰め込みすぎず、誰に気を使うことなく、自分の心の赴くままに行きたいとこに行き見たいものを見る……切実にこういう旅がしたいです。 ぼっち旅といっても地元の人との交流はあったり、友達と行くことはあるけど各自やりたいことをしたり、この自由さがたまりません。 そして何より絵が素晴らしい!! とにかく細かく描き込まれており、風の冷たさや太陽の煌めきがダイレクトに伝わるような絵が素晴らしすぎます。 友達の旅行話を聞くような気持ちでサラッと読めるのに、絵の美しさにハッとさせられます。そして旅に出たくなります。 いつも家族や友人に予定決めてもらって旅行する怠惰な人間だけど、たまにはひとり旅もしたいですね…!

皆様には人権がございません【合冊版】

エグイ世界観に釘付け

皆様には人権がございません【合冊版】
六文銭
六文銭
1年以上前

人間とヒト。 同じ人間でも、人権が剥奪され家畜当然に扱われる「ヒト」の存在が当然の如く存在する世界。 ヒトとなった人間は、人間のペットにされたり、強制労働や薬物実験などに使われる。 そして最終的には、家畜の餌になる。 この胸糞悪くなるエグイ世界観。 1話で、人間とヒトが区分けされる適正結果なるものが主人公のもとにきて、人間ではなくヒトとして判別されてしまう。 そこから、目が離せないほど怒涛の展開。 ヒトとして強制収容された先で、さらに分別がおこなわれ、主人公はコード「G」と判断され、このランクのヒトは人間たちの道楽であるデスマッチのショーに出場させられるという流れ。 ヒトとして、生き残りをかけて戦っていく。 世界観のえぐさもさることながら、息もつかせない設定や衝撃的な展開の数々に釘付けです。 世界観にも謎が多いし、あと人間だったころの友人(主人公に生き残るヒントを与えるなど、この世界の仕組みを知っていそうな存在)も謎があって、今後の展開が楽しみです。 できれば一気読みを推奨します。

女の園の星

ギャグ漫画だったの!?

女の園の星
Nano
Nano
1年以上前

おしゃれでかつシンプルでかっこいいタイトルと表紙だと思ったら笑える漫画でびっくりした!本当の布袋ずるすぎる。本当の布袋ってなに?? 先生も生徒も可愛い。癒し。個人的に3話の漫画の話が好きです。ファン増えたの嬉しいね。あと先生がまともな編集者ぽくて真面目だなあと笑いました。頑張れ松岡さん。

銀のアンカー

就活生は読んだほうがいい

銀のアンカー
六文銭
六文銭
1年以上前

社会人になって読んだけど、もっとはやく読みたかったと言える作品。 『ドラゴン桜』の三田紀房が原作というだけあって、日本社会の構造について核心めいた表現が多々あり、うなります。 (余談ですが、絵もかなり寄せられてるので、初見で違う人が作画なの気づかなかったw) 例えば、添付画像のように、大企業って会社の看板だけで仕事がくるから、基本下請け(子会社とか)に依頼するだけ。 子会社や孫会社が受け取る仕事だとスキルアップも当然限定的で、本質的に価値のある課題解決や、そのPM(プロジェクトマネジメン)には関われれない、とか。 こういうのどこも教えてくれないですからね? 学校はもちろん、社会人ですら言及してくれない。 だから就職する先、会社だけでなく業界も超大事ってこと。 それを非常にわかりやすく教えてくれる漫画・・・というか、ビジネス書っていってもいいくらい。 就活生だけでなく、転職したい人も、まず本作を読むことをおすすめします。 どこ行っても同じだろと、会社名をあいうえお順に受けていたような雑な人間だったので、もっとはやくこの情報知りたかった~

ハレ婚。

ハレ婚って・・・。そういうこと。

ハレ婚。
干し芋
干し芋
1年以上前

3巻読了。 ハレ婚って『ハーレム婚』の略だったのかぁ。 ハーレム婚って・・・。 確かに、昔は、普通に2号さんとかいて、それぞれの立場をわきまえて生活していたけど、一緒に生活していると見えなかったものが見えることになるのは、いい事だと思えないけど・・・。 男性もそれぞれに気を使って疲れそう。 まだ、続きがあるので、今後、この形態でどうなっていくのか、人は変わっていくのか、無職の夫はどうなるのか、楽しみではある。

くま クマ 熊 ベアー(コミック)

笑いあり良い話ありバランス良いくまマンガ

くま クマ 熊 ベアー(コミック)
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

くまマンガってなんやって話ですけど、全てくまで解決する、いい意味で独特な設定の異世界物 ゲーマーの主人公が引きこもり生活からドロップアウトして異世界に転移し、貰ったくま装備が強すぎるおかげで、ひたすらくまするのも可愛い タイトルからしてくま一色だけど、内容もくまばっかだし、戦闘もくまだし魔法もくま、もう全部くますぎて良いマンガでした

城下町のダンデライオン

私は次女派です

城下町のダンデライオン
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

なかなかコミック出ないのに、出るたび面白いんだよなぁ... 王族の大家族が日常生活を送るなか、兄弟の誰が王様になるか選挙してて、それをドタバタと描いたコメディ 最初は選挙の話がメインで、次から別王族、その後にバトル要素満載の内容に 個人的には選挙の時のドタバタが好みだったけど、どれも面白いし、キャラは可愛いし、きらら4コマって感じもあるしと、結構高評価 特に次女が可愛いのなんの...やっぱお姉さんキャラはいいよ、ちょっとツンデレでブラコンシスコンなのもすごく良い...

ヘブンリーブルー

青く美しい島の青い子供たちの謎 #1巻応援

ヘブンリーブルー
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『妖精のおきゃくさま』や『ライアーバード』の脇田茜さんの最新作1巻が発売となりました。 美しい青い海に浮かぶ青い屋根の建物が並ぶ島・アージュア。 その島には魔法の修練に取り組む青い髪の子供たちがいて、主人公のリンドウもそのひとり。けれど、リンドウは他の子たちのように上手く魔法を使うことができず、空気も読めないので孤立してしまっている存在です。いつも一緒の人並外れた魔法が使える赤い髪のキキョウを除いては。 アージュアには謎や秘密も多く、第一話から不穏な描写が複数現れます。 夜の外出禁止は何のためなのか。 空に現れる巨大な虫は何者なのか。 リンドウの周りで起こる不可解な現象はどんな因果で起こっているのか。 島の子供たちは何のために魔法の訓練をさせられているのか。 なぜキキョウだけ髪が赤いのか。 二話、三話と読み進めていくと、更にさまざまな設定が明かされていきます。そして、衝撃と共に謎が謎を呼ぶ展開が巻き起こります。 脇田茜さんの画風はやはりファンタジー描写との親和性が高く、世界観にとても合っていると感じます。サントリーニ島やミコノス島を思わせる冒頭や表紙絵でカラーで描かれるアージュアの景観が好きです。また、三話に登場する″空″と″星″を見分けられるおじさんのように、綺麗なキャラだけじゃないのも良いです。個人的には本だけ読んで暮らすヒキコモリになりたいジュークくんを応援しています。 また、巻末の等身低めおまけマンガもとてもかわいいです。 サスペンスフルなファンタジーを読みたい方にお薦めします。

異世界美少女受肉おじさんと

30代前半はおじさんか否か

異世界美少女受肉おじさんと
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

「異世界おじさん」がアニメ化し、おもしろい!と話題になっていたとき、これのことかなと勘違いして読んだのが、本作。 たしかにおもしろいなーと読み進め、「異世界」と「おじさん」しか合ってないと知るのは、しばらく先のこと。 こちらは「異世界美少女受肉おじさん(ファンタジー びしょうじょ じゅにく おじさん)」。 略して「ファ美肉おじさん」。 出てくるおじさん二人はおじさんといえども、30代前半なので、そこまでおじさんじゃないと思うんだけど、若者から見たらおじさんですかね。 さて、おじさんの橘くんが、金髪美少女へファ美肉します。 橘は冴えない平凡と見せかけた、コミュニケーションおばけです。 さらに、親友のもう一人のおじさん(神宮寺)も一緒に、女神様へ異世界へ連れてこられます。 橘の武器として連れてこられたんだそうです。 神宮寺は男の見た目そのまま、受肉していません。素でイケメンメガネです。うらやましい。 金髪美少女になったほうのおじさん・橘は、ファ美肉ボディに問題があります。 中身はおじさんだけど、愛と美の女神様のパワーとパッシブスキルで、ひと目見た者は心を奪われ、争いが起きるほどの美少女になってしまったのです! 中身がおっさんだと知っている神宮寺ですら、魅了されるレベル。 これが本作の展開をややこしく、面倒くさくします。 橘はたぶん、そういう子と旅をしたかったのであって、自分がなりたかったわけではないのでは、と思うのですが、なってしまったからには仕方ありません。 もとに戻るため、女神に言われるまま、二人は魔王を倒す旅に出るのです。 興味を引かれる展開はこのあとも続いてとてもおもしろいです。 橘は中身おっさんだけどかわいくて大人気、神宮寺のかっこよさと不器用さもよいです。 勘違い始まりとはいえ、読んでみて良かったなあと思う漫画です。

江戸前エルフ

ゆるっと、ふわっと、ほんわかと

江戸前エルフ
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

他の方もレビューされてるとおり、すごく良い! ちなみにタイトルを知ったとき、エルフの寿司職人がこだわりめちゃウマの寿司を握る話?と想像したら、全くそんなことはなく。 江戸時代に異世界召喚され、今は神社の御祭神をしているエルフのエルダ、巫女の小糸ちゃん、それから小糸ちゃんの家族や友達、街の人たちによる、ゆるっとしたお話。 どのくらいゆるっとしているかというと、第一話の冒頭で、精霊魔法を使って巫女を呼んだエルダが、儚げな顔して所望したのが、エナジードリンク。 曰く。 昨夜はゲームで徹夜、今夜はアニメがみたい。二徹は大変だからエナジードリンクを飲んで乗り越えたい。 そして、小糸ちゃんによる冷静なツッコミがキマる。 というかんじで、神様ゆるい。みんな神様に優しい。 神様が身近だった世界はこんな感じだったのかな。 一応異世界召喚ものだけど、こういう設定もあるのかとちょっとビックリ。 エルダの記憶が江戸時代ベースに思えるのは、異世界へやってきたあと、祀られる前の記憶だからかなぁ。 最近タイトルをよく目にする漫画なので読んでみたのだけど、2023年4月からアニメ化していたのか。

魚と水

コロナ禍下で育まれる想いと掴まれる胃袋 #1巻応援

魚と水
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

田亀源五郎さんの新作は、男性同士の友達以上恋人未満の関係性とグルメマンガとしてのふたつの軸を楽しめる一粒で二度美味しい作品です。 読切で描かれたお話が連載化された作品ですが、それもそのはずでメインキャラクターのふたり、アキラとコージの息衝きが非常にヴィヴィッドです。あとがきで田亀さん自身が「お、こいつらよく動くぞ」と語っていますが、本作はこのふたりの掛け合いだけでも十二分に成立しています。1巻完結ではありますが、何ならこの後もずっと追っていたいほどの良き存在感があります。 アキラは営業職で、食べる方の専門。 コージは在宅のフリーランスで、世界各国のさまざまな料理に精通している料理上手。 気心の知れた友人同士であるふたりですが、コージの卓越した調理技術によってアキラは次第に胃袋を掴まれていきます。恋愛において、料理ができるというのは本当に強いアドバンテージだなと思います。側から見ている私ですら、コージの作る料理はとても美味しそうで食べてみたくなります。逆に、アキラが美味しそうに食べてくれるのがとても喜ばしいコージの気持ちも伝わってきます。 中には、コージがアキラの手料理を食べてみたいと簡単なレシピを教えて作らせるお話も。「シンガポールチキンライス」はお手軽で美味しそうなので、その内作ってみたいです。 個人的には、初めてギリシャに行った時に食べてとても美味しく思い出に残っているものの日本ではなかなか食べられない「ムサカ 」が、作中にガッツリと登場して嬉しかったです。自分ではあの味を上手く再現できないのですが、ギリシャ名産のミソスビールと併せてまた味わいたいものです。 食というのはひとつの生活の中心なので、その時間を笑顔で幸せに過ごせる相手というのは理想だと思います。美味しい料理を作ったのにアキラが目の前におらず思わず食べたときの反応を想い描くコージや、逆に持っていく食材があればコージの所へ行けるのにと考えるアキラの通じ具合が良いです。日々の逢瀬に始まり映像作品を一緒に観たり、デートをしたり、男性同士が心を通わせ合って行く作品として細かいシーンの積み重ねで想いが募り行く構成が堪りません。 単行本ではふたりの出逢いのエピソードが描き下ろされていますが、お互いがお互いのどんなところに興味を持ち、そして惹かれて行ったのかが解る内容で非常に良かったです。連載を楽しんで追っていた方は必読でしょう(加えて、裏表紙もかわいいです)。 なお、本作は意識的にコロナ禍下の日常であることが強調されて描かれています。ウクライナ情勢に言及するシーンもあり、そうした中でのふたりの関係性を描いており正に「今」を切り取った作品でもあります。それ故に、ふたりの存在感のリアルさもまた重みを増しています。根幹にあるものは変わらなくても、時代の変化にしっかりとアジャストしていく田亀源五郎さんの物語作りの真摯さを感じるところです。 一冊で一旦の完結を見ていますが、最初にも述べた通りこの続きにあるであろうふたりの平和で尊い日常をまだまだ追って見ていたくなる、そんな作品です。

クロエの流儀

1話でモヤスカさせてくれる

クロエの流儀
六文銭
六文銭
1年以上前

ちょっと前SNSで上がっていて作品として認知はありましたが、改めて読んでみました。 非常識な言動した人に対して、論破というか説教というか、正論ぶちかましてくれて、モヤスカ具合が爽快でした。 なかなか、初対面では言いにくいことをズバッといってくれる勇気に感服します。 また、主人公の名前が「クロエ」というように、日本人じゃないのもポイント。 日本の武士に憧れているフランス人という設定で、我々日本人が失った心を思い出させてくれる感じ。 読んでて襟元正す思い出いっぱいになりました。 基本1話完結なのでサクサク読めるの良い。 時々、うっかりしたり、ぎこちない箸の使い方だったり、可愛い、萌えるクロエもみれます。 クロエを見習って同じように行動をする・・・には勇気がいりますが、他人に説法できなくても、自分は間違ったことはしたくないなと強く思える作品でした。

強い女アンソロジー

これは良いアンソロジー

強い女アンソロジー
六文銭
六文銭
1年以上前

きれいなお姉さんは好きですか? なんてキャッチコピーありましたが、個人的に 強い女性は好きですか? のほうが、食い気味で反応しそうな私です。 きれいなお姉さんよりも、強い方が好きです。 『無限の住人』の乙橘槇絵しかり、『進撃の巨人』ミカサしかり、強い女性のほうが魅力的なんですよね。(二人共美人だろが!と言われればそうなんですけども!) なので、本作はタイトルからして俺得でした。 軍人、人外、令嬢、色々なバリエーションで肉体的・精神的に強い女性がでてきます。 基本1話完結形式で読みやすく、オチも予想外なものが多くて楽しめました。 そんな中で特に異彩を放ったのは『いつかティファニーで朝食を』のマキヒロチ先生のお話。 これまでの流れが、戦うとか信念のある女性が多く登場していたなかで、この話だけ、彼氏や職場の人間、誰に対しても自分の意見を言えない女性が主人公。一瞬、 これが強い女性なのか? と最初は面食らいましたが、よーく考えると、この我慢ができることも強さであるのかな?と考えてしまいました。 言いたいこと言いたいように言いまくるだけが強さではないんだと、言いたいことをグッとこらえる我慢も強さであるなら、この主人公もまた強い女性なんだと思いなおしました。 真意は不明ですが、自分はそうとらえました。 このような感じで女性の色んな角度の強さを描いた作品で、とても興味深く読めました。 同じテイストで2巻でて欲しい~。

涼風会長の憂なる日々

痛そう…

涼風会長の憂なる日々
Nano
Nano
1年以上前

痛風、馴染みがなさすぎて調べましたが突然の足の激痛&数日歩けないやばいみたいなのをみて本気でやべえ症状なんだ…!!と知識を得ました。甘いものや酒が好きな人は要注意だそう。あとは涼風さんのように生活習慣ガバガバさんも…気をつけよ…でも夜にランクマ募集とかあったらやりたくなっちゃうのとても分かるんだよな~!!ド深夜こそ活発だし友達とやるゲームは楽しいので…。 それでも気をつけないとね…度々「痛風なの…」が面白すぎるけど本人絶対しんどい。でも痛風になったおかげで矢羽さんとの縁ができたというなら…いやでもほどほどにいこう…!!

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