人をひきよせる天才 田中角栄

生い立ちから日中国交正常化までの自伝

人をひきよせる天才 田中角栄
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

生い立ちから日中国交正常化までを書いた自伝。 「歴史劇画 大宰相」を読んでいたので、戦後のエピソードは知っていたが、戦時中のエピソードとかは知らなかった。 最後についている「時代を越えて生き続ける"角言"ベスト」はさすが田中角栄という感じの格言ばかりだ 「はじめに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。この世に三つでまとめきれない大事はない」 メモ 監修の田中京は田中角栄の息子

RDB-レッドデータブック-

これまた凄い新人

RDB-レッドデータブック-
mampuku
mampuku
1年以上前

「スプリガン」たかしげ宙先生原作の新作。強化人間に妖怪に戦闘メイドなどいろいろてんこ盛りすぎるので内容についてはあらすじ等を参照してください。  画力が高く洗練されていて、頭身は高いですがアニメのように見やすくデフォルメされたキャラデザは一見少年漫画のようでもあり、決して子供だましとは言えない深い心理描写や骨太なストーリーは如何にも青年誌的。ヤングガンガンの良さが詰まってるなという印象。  アクション(主に戦闘メイドの)がまた外連味たっぷりで素晴らしく、銃火器やメカの描き込み、マズルフラッシュや爆発などのエフェクト、長い手足をぶん回して美女が大立ち回りなど、絵だけでも十二分にお金がとれそうな満足度。  作画の方は初単行本でしょうか?応援したい作家が増えました。

スーツとひよっこ

ちゃんと仕事するオフィスラブ物

スーツとひよっこ
たたみ
1年以上前

オフィスラブモノといえば、ラブの方ばかりがクローズアップされる少女漫画界で、ようやくちゃんと仕事をしているヒーロー&ヒロインが現れた感。 最初はよくあるファンタジー展開(=新入社員のヒロインへの無茶振り)で始まるものの、ヒーロー視点の冷静なツッコミが入り、ほっと一安心させられる。 その後もしっかりOJTしつつ交流を深める……という真面目な展開は、もしかしたら主要読者の望むものではないかもしれないが、個人的には好印象。

シェアキスラブ

天然おばあちゃん系ヒロイン×潔癖症ヒーロー

シェアキスラブ
たたみ
1年以上前

最近流行りの(?)シェアハウス物。 ド田舎育ちのおばあちゃん系ヒロイン(薄幸の天然美少女)×都会の潔癖症男子、という組み合わせは新しい。 潔癖症なのにヒロインだけは触っても平気、というヒーローの設定はさすがにご都合主義に思えるが、それを上回るキャラ力で勝負に出た感。 今後の『おばあちゃん娘の包容力無双(TUEEE)』に期待。

恋を知らない僕たちは

タカくんの話もっと読みたいんだが

恋を知らない僕たちは
mampuku
mampuku
1年以上前

高1男女6人の複雑に絡み合った恋愛を描いた、青春群像劇です 表紙の英二もメガネ男子の直彦も底抜けにいい奴なので幸せになってほしいところですが、直彦の遠恋相手ちゃんのあの顔の描かれ方も意味深でしたし、「人の気持ちなんて簡単に移るだろ」という台詞のように英二も何やら闇を抱えていそうです。

文句の付けようがないラブコメ

ゼロ年代フレーバー香る正統派セカイ系

文句の付けようがないラブコメ
mampuku
mampuku
1年以上前

恐ろしく強気かつ能天気なタイトルに似合わぬ「THEセカイ系」。一風変わった雰囲気をもった作品ですが、漫画を担当しているのが原作イラストレーターの方なので"世界"の再現度は折り紙付きではないでしょうか。(「ラブコメ」って「セカイ系」の一側面でもあると思うので、ある意味内容と合ったタイトルではありますね) コミックス1巻まで読んでも序盤も序盤、導入部ですしあまり内容については言及できませんが、作画担当の肋兵器先生に関して、個人的に2011年の魔法少女まどか☆マギカの頃から注目していて、Pixivのイラストや公式アンソロジーでひと際尊くて印象的でした。この「もんラブ」が氏にとって"代表作"なのは間違いなさそうですが"出世作"となるか、期待は大きいです。

アジアのディープな歩き方

タイトル通りのディープな旅日記!

アジアのディープな歩き方
ミチロウ
1年以上前

彼女に振られたサラリーマンのアジア一人歩きです。 タイを皮切りに、ビルマやベトナムなどを旅する中でそこに住む人々の大らかさ(いい加減さ?)や純粋さなどの光と時に現れる過酷な現実や歴史の影が描かれます。(そして、そんな影に負けず、ひたむきに進むパワーも!!) 初めてこの本を書店で手にした時は、思わず最後まで立ち読みしたなぁ(その後、ちゃんと購入しました!) この漫画に感化され、アジアやメキシコなど旅したのも懐かしい想い出。 読んだら旅をしたくなる、そして、現地の人々と触れ合いたくなる、そんな一冊です!

北北西に曇と往け

入江亜季の新作!

北北西に曇と往け
大トロ
大トロ
1年以上前

入江亜季先生の久々の新連載。 舞台はアイスランド、機械と話せる青年が主人公。 登場人物全員にそれぞれの色気があって、海や山や大地や動物も美しい。 まだ一巻なので話はそこまで展開してないけど、乱と灰色みたいなファンタジーっぽい感じではなくちょっとミステリぽい感じかな!前作よりおしゃれな感じがする。 二巻がとてもたのしみ。

LOVE SO LIFE

女子高生いいなって心から思えた作品

LOVE SO LIFE
mampuku
mampuku
1年以上前

 最近仕事やプライベートで心身とも疲れ気味だったので、こういう優しさに満ち溢れたお話が心に沁みて目頭が熱くなります。LOVEはLOVEでも人間としての愛の話ですね。  苦労人で周囲より大人びた性格の高校生の主人公が、自分より大人の男性に心を解きほぐされていく様がとてもキュンと来るんですが、彼らには幸せになってほしいと願わざるを得ない(まだ読み途中)  心無いことを言うモブを登場させて短期的にカタルシスを得ようとする少女漫画にありがちなスカッとなんとかみたいな演出あんまり好きじゃないんですが、主要人物がみんないい人で本線がとにかく温かいお話なので、適度なスパイスになっててこれはこれで良いかなって感じ。

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