彼方から

全巻買い揃えたい

彼方から
名無し
1年以上前

何度も読み返しても、飽きない!! 主人公とヒロインの信頼関係が本当に好きです。世界観がしっかり作られていて、本筋のお話も凄くダイナミックでどんどん激しい展開になっていくのに、2人の変わっていく関係がとても丁寧に描かれていて、読む度に新しい発見があります。 まだ電子版でしか読んでないんですが、書籍購入もしたいです。

カジノグイ

闇カジノをイカサマで食い荒らす #1巻応援

カジノグイ
くまぞう
くまぞう
1年以上前

漫画ゴラクらしい、裏社会のギャンブルノワールといった感じで、1話目からずっと緊張感と勢いのある漫画です。大型店舗のカジノではなく、闇カジノと呼ばれる違法賭博店を舞台に、主人公ゲンがディーラーとなり、客や店側をイカサマにかけて金を巻き上げようとするのですが、その場の緊迫感たるや尋常ではありません。ミスれば「死」という状況の中、イカサマをどうやって成立させるか?読者をドキドキさせる演出が抜群にうまいのです。作画・吉田史朗さんの漫画はけっこう好きで、これまで『村上海賊の娘』『甲鉄城のカバネリ』など読んできましたが、いずれの作品でも「雰囲気」を持ってる主人公像が良いんですよねぇ。劇画すぎない、かといって今どきの画とも違う、画力のある作家さんだと思います。覚悟と胆力を感じさせる顔つきだったり、人物の表情が素晴らしいですね。あと、原作者の方も相当凄い人じゃないかと睨んでますが、検索しても情報が一切出てこないので何者なのか気になるところです。(誰かご存知でしたら教えてください) ちなみに、この作品タイトルを初めて見たとき、オッサン的には「女喰い」という往年のエロ作品を連想いたしました。ちょっとしたエロ要素を期待してた部分も正直ありましたが、いい意味で裏切られたというか、本格的なギャンブル漫画で逆に良かった感じがあります。日本でもカジノ法案ができて、これから盛り上がる題材かもしれないので、ヒットしてほしいですね。

まっかな人間像

脳がとろける笑い

まっかな人間像
野愛
野愛
1年以上前

めちゃめちゃおもしろい。脳がとろける。 人が死なない平和な作品が読みたいなと思って読んでみたら1話でめちゃくちゃ死にました。でも平和です。 低めのテンションで常に面白いことがおこり続けるので笑いすぎても疲れないし脳がゆるゆるになってとてもいいですね。 すぐ切腹しようとする板前さん好き。お刺身丸ごと食べてあげたい。 長編とか重たいストーリーの漫画読んで疲れたタイミングで1話はさむといい感じです。脳に休息を。

風光る

少女漫画の既成価値観と戦い抜いた最終回…! #完結応援

風光る
せのおです( ˘ω˘ )
せのおです( ˘ω˘ )
1年以上前

少女漫画を支えていた1つの作品が、もう「見事」としか言いようがないほど素晴らしい最終回を迎えることができました。 『風光る』は、月刊flowersが創刊号からずっと連載されており、2020年7月号をもって23年間の連載に幕を閉じました。 本作は1997年~別冊少女コミックで連載が開始されましたが、2002年に別冊少女コミックがリニューアルされた際、プチフラワーと別冊少女コミックの一部連載作品を併合した形で創刊された月刊flowersに移籍されました。 flowersの元になった別冊少女コミックは、萩尾望都の『ポーの一族』『11人いる!』、吉田秋生の『BANANAFISH』、田村由美の『BASARA』など数々の名作を生んだ場であり、今もflowersでご活躍されている漫画家さんがご活躍していました。 flowersのもう一つの前身であるプチフラワーでは、24年組では竹宮惠子の『風と木の詩』、木原敏江、大島弓子や山岸凉子の短編、ポスト24年組と言われる佐藤史生、ささやななえ、そして彼女らの次の世代にあたる岡野玲子、吉野朔美、西炯子などなど、常に新しい少女漫画の価値観を生んでくれた多彩な作家陣でした。 つまり、月刊flowersは、既成価値観を壊し戦い抜いてきた作家陣の意志が残された、小学館の唯一の少女漫画雑誌なのです。 前置きが長くなりましたが、『風光る』がここまで見事な最終回を迎えられたのは、今現在のflowersに、前述した数々の巨匠たちの影響が残っている故だと思います。 また、『風光る』も、停滞している少女漫画の既成価値観に対し、23年間ずっと戦ってきました。 その功績の一つが、それまで難しいと言われていた、少女漫画で史実に沿った歴史ものを、最後の最後まで描き切ったことだと私は思います。 そしてその結果の、この最終回…!! flowersがなければ、この最終回は描けなかったのでは…?ともまで思います。 この完結を読むことができて、作品にとって雑誌というのはとても重要なんだな…と思うことができました。 (作品自体の感想は、以前書いた口コミを読んでいただけたらなと思います…!)

今月のわんこ生活

「ダメな子ほど可愛い」は飼い犬でも同じです。

今月のわんこ生活
名無し
1年以上前

お散歩中に会う人たちには超愛想が良いのに、飼い主には見事なツンデレぶり。食いしん坊で、拾い食いのプロ(その度にお腹を壊すのに)。女の子なのに掃除機を壊すほどの暴れん坊、などなど、ボーダーコリーのナナッちのダメ犬ぶりを描きながらも、漫画家で飼い主である作者さんのナナッちへの深い愛情と、お互いの強い絆を感じさせます。ダメな子ほど可愛い、というのは人間の親子だけの話ではなく、人間とペットの関係にも言えること。犬と猫を飼っている私には「うん、そういうことあるよね」と共感してしまうシーンもちょくちょくあって、読んでいて思わず笑ってしまうこともしばしばでした。この漫画には、ペットを飼っている人によくありがちな「うちの子、とっても可愛いでしょ‼︎」的アピールがないのが好印象で、気持ちよく最後まで読み進めることができます。犬を飼っている人、飼っていた人、飼ってみたい人、みんなにオススメできる作品です。

あずみ

スペリオールの大ヒット時代劇アクション

あずみ
くまぞう
くまぞう
1年以上前

スペリオールの大ヒット時代劇アクションです。小山ゆうの作品はどれも面白いのですが、一つ選べと言われたら、月並みながら「あずみ」を選びますね。 なんと言っても主人公・あずみのキャラクター性が抜群に素晴らしいです。純粋さと鬼神のような強さが同居した精神性が好きですね。過酷な運命を乗り越え、成長する度に菩薩のような神々しさをあずみから感じました。作品内で、自分からあずみに殺されたがる者達がいたのもの頷けます。 ここまで生死観の突き抜けたヒロインはなかなかいないでしょう。まだ読んでいない方は、絵のクセや、巻数の長さに躊躇せずに是非読んでほしいですね。

下鴨アンティーク アリスと紫式部

美しい!着物ミステリー

下鴨アンティーク アリスと紫式部
名無し
1年以上前

京都を舞台にした、亡くなった祖母のアンティーク着物にまつわるお話。原作は未読ですが、着物のモチーフが持つ古典や歴史に関係する意味や、そこに込められた持ち主の想いが紐解かれていくのは、なるほどなーと感心するし、面白かったです。着物の柄はもちろん、鹿乃たちが住む洋館の外観やインテリアなども丁寧に描かれていて背景も綺麗で、目で見て楽しめました。

悪魔が私にささやいた

いつ読んでも廃れないセンスがある

悪魔が私にささやいた
nyae
nyae
1年以上前

小学生の時から藤馬かおり先生のファンです。中でも好きなのがこの「悪魔が私にささやいた」。 二十数年前に描かれたものですが、個人的には今読んでもあまり時代を感じないというか、廃れないセンスのある唯一無二の絵柄だと思ってます。 長期連載がほとんどなくいつの間にかリボンから去っていた作家さんだったので、あの時期にりぼんを読んでなかったら出会ってなかったんじゃないでしょうか。しかしほとんどの作品が電子化してるということは、やっぱり私のような(元)少女たちがたくさんいるから需要があるということですかね。

魔王引退【単行本版】

これは面白い。優勝です。#1巻応援

魔王引退【単行本版】
nyae
nyae
1年以上前

なんとなく表紙に惹かれて読んでみたら面白いななんだこれは。びっくりした。 いうなれば「逆異世界もの」?に含まれるかどうかは各々判断してもらいたいですが、個人的には新たな世界を見せてもらった気がします。 内容としては、最終的に魔王を倒すことが目的ではないソシャゲの勇者が増えてしまい、自分の存在に必要性を感じなくなった魔王が、引退して人間界で新しい生活を始めるというお話です。 なんだけど、それぞれの事情で同じく人間界にきた賢者とか魔女とかドラゴンとかが、結局魔王の周りに集まってきちゃうわちゃわちゃが微笑ましい。 みんな人間界に順応してるんだかしてないんだか微妙なところなんですよね。そこがいい。 こういう、淡々としながらもなんか凄いこと起きてない?でもまあいいか。それよりお腹すいたな、ピザ食べたい。 みたいなテンションの漫画が本当に好きです。

これだからゲーム作りはやめられない!

疲れているときに元気を貰える

これだからゲーム作りはやめられない!
名無し
1年以上前

仕事だけでなく日々の生活に疲れている時やもうひと頑張りしたい時に読むと、元気が貰えるような作品です。 普段暇つぶし程度にやっていたアプリゲームがこんなに熱い思いで作られていたり、ちょっと考え方を変えると頑張れたりするんだなと思いながら、興味深く読み進められます。

いまはまだだいじょうぶ。

社内恋愛に揺れる20代ヒロイン

いまはまだだいじょうぶ。
名無し
1年以上前

同じ会社の同期である男女の恋模様を描いた作品です。主人公の小端は感情表現が素直なので、唐突に交際を申しこんできた同期の吉本に、どきどきはらはらする小端の姿と場面ごとに変わる表情が見どころです。 話数が「Distance」と表現されているのですが、読んでいるうちに理由がわかって思わず笑ってしまいました。どこかふわふわしてつかみどころのない吉本に、ついついふり回されてしまう小端の組み合わせがとてもいいと思います。

猫娘症候群

猫娘&猫好き娘の猫喫茶、百合営業中♡

猫娘症候群
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

小児のうちに罹患する「猫娘病〈カトルス病〉」。患者には猫耳と尻尾が生え、時には猫に変身!そして何故か、女の子に惹かれるように……。 猫娘病の白椛雪はコミュ障のゲーマーだったが、高校の入学式に猫まみれで登場した彩野りことの出会いで、生活が一変!……私に友達?私が接客?本当に? ♡♡♡♡♡ 疾患としての猫娘という設定は、差別されることもあるが(4巻時点では)それ程深刻なものではないので、猫好きの方が安心して楽しめる様になっている。 様々な品種の特徴を持つ、猫娘高校生達の愛らしい活躍に癒され、更に随所に散りばめられた「猫あるある」や猫の解説を読んでいると(私は猫を飼った事がないので)猫を観察してみたくなる。 雪と共にりこの家の猫喫茶で働く猫娘達は、愛らしい上になかなか「出来る」子達。コミュ障で不器用な雪は引け目を感じるが、他の猫娘やりこに励まされ、辿々しく頑張る雪の姿は却って「尊い」。 菩薩のようなりこに惹かれる雪だが、人間関係を過剰に警戒する雪は何かあるとすぐ躊躇し、ぐるぐる脳内会議を始める。しかし、りこは雪のことが大好きで、優しく、時にグイグイ接触。頑なな雪の心が融かされる様子はやっぱり「尊い」! なかなか笑顔が出せないツンデレ猫娘を愛で、晴れて笑顔を見せる瞬間を待ち続けたい、そんな作品だ。

東京ラブストーリー

トレンディ!

東京ラブストーリー
名無し
1年以上前

トレンディドラマにもなった作品で、誰もが名前をご存知なのではないでしょうか。リカとカンチ、有名ですよね。 ごく普通の男女がまるで映画のようなラブストーリーの主役になります。 恋愛漫画の教祖様のような柴門ふみ先生原作だけあってそれぞれの恋愛感情の描写が見事としか言いようがありません。 もちろんこんなオシャレな恋愛経験はありませんが(笑)なぜか納得してしまう心模様です。 時にはこんなトレンディな漫画の世界に浸ってみるのもいかがでしょうか?

皆様の玩具です

ポップなエロとバイオレンス加減がちょうどよい

皆様の玩具です
名無し
1年以上前

主人公の男子高校生が謎の美女たちに拉致・監禁されるお話。 エロティックでバイオレンスな美女たちは、一人一人キャラが際立っていて素敵。 主人公との繋がりが明らかになっていく過程と、非日常的な日常に、だんだん慣れていく主人公も面白い。 エロとバイオレンスな要素が両方有るので苦手な人は注意ですが、絵と話の流れがポップなので、抵抗なく読めると思います。

ママレード・ボーイ little

あのママレードボーイの続編です。

ママレード・ボーイ little
名無し
1年以上前

子供のころ読んでいた漫画の続編ということでとても懐かしい気持ちになりました。主人公は光希と遊の妹、弟ですが、大人になった光希達やその他ママレード・ボーイのキャラクターたちも登場し、あの頃のときめきが蘇ってきます。 なにより光希と遊がいまも幸せそうなことが嬉しかったし、それぞれのキャラクターのその後の人生が描かれているのは感慨深いです。 この作品単体で読んでももちろん楽しめますが、前作を読んでからのほうがより楽しめると思います!

上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花

酒×百合とかいう欲張りセット

上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花
天沢聖司
天沢聖司
1年以上前

嫌いな人いないでしょって感じ。かわいさだけで構成されてる…!! 出てくる女の子がみんなお洒落でかわいい。 しかも、お酒を飲むと「しゃっくりが出る」とか、炭酸を飲むと「ゲップがとまらない」とか、それぞれ特徴があるのもかわいい。 大学生とは思えない、いとけない顔だちとお酒のギャップがたまらない…🤤 https://twitter.com/kamiinabotan/status/1245635167168806913?s=20 https://mangacross.jp/comics/kamiinabotan

深夜食堂

「深夜食堂」このネーミングからして素晴らしい

深夜食堂
名無し
1年以上前

「読んでから観るか、観てから読むか」って角川映画の宣伝文句があったけど、原作の小説や漫画を超えられる映画って無かった。TVドラマも一緒で、原作には到底かなわない奴が多い中、この「深夜食堂」はドラマも面白かった。原作漫画の素敵な味を十分に出し切らたからそうなった訳で、先ずはこの原作を愉しむべきかな。マスターと竜ちゃん、この二人が私のお気に入りです。

街遊びの達人ども 清野とおる発掘短編集

ルーツを探る一冊かもしれない

街遊びの達人ども 清野とおる発掘短編集
野愛
野愛
1年以上前

清野とおる先生はヤバい場所やヤバい人が好きだなあと思っていたけど、初期作品に触れてみてああそもそもヤバい人なんだなあと考えを改めました。 面白いとか面白くないとかはさておき、いい感じにヤバくていい感じなんです。語彙力もヤバくなっちゃった。 街遊びの達人というタイトル通り、道路の白線を歩いたり空き地に何があったか調べたり街を楽しむ狂人…達人がたくさん登場します。 この辺、東京都北区赤羽やおこだわりに通ずるところがあるぞ!と嬉しくなります。虚構として描かれているけど清野とおる先生の実体験も含まれてるんだろうなあ。 時系列はわからないものの、こういう不条理ハイテンションギャグを経て不遇の時代を経て赤羽に住んであの名作が生まれ壇蜜さんと出会い…と思って読むと味わい深いですね。

受付の白雪さん

ほとんど絵が動かない受付嬢たちの斬新な漫画

受付の白雪さん
名無し
1年以上前

受付嬢のギャグマンガということで興味を持って読み始めました。 最初に思ったのは、この漫画「キャラがほとんど動かない!」ということです。 主人公の白石さんなんて見開き2ページ合計16コマ全て正面向いて表情も同じという斬新さがすごかったです。 それでも、受付のテーブルの奥(正面からは見えない)ではわさび入りシュークリームを相方の受付嬢と食べあったり、空気椅子大会をしたり、あげくにはラジコンで遊んでたりと常に何かで遊んでいてほとんど動かないのに面白い展開がたくさんあってさくっと読めました。

光と闇の方程式【合本版】

女性弁護士が心の綾を解きほぐす

光と闇の方程式【合本版】
名無し
1年以上前

弁護士の真嶋宇多子が、事務所に持ちこまれた依頼を解決する話です。読んでいて面白いのは、依頼人や関係者の心理描写が細やかなところです。最初の予想とは違う原因や結果が導き出され、意外性があるところがとても面白いです。真嶋は"人間を見る"ことによって、事件の背景を探っていきます。真嶋の人間観察が上手い事情も、きちんと描かれています。 生きているといろいろな体験をするということを、しみじみと考えさせられる漫画です。

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