フエルキノコ

恋という名のキノコに冒される

フエルキノコ
パプリカ
1年以上前

恋愛によって心を乱されている友人をみて、自分は恋の病になど冒されまいと心に誓っている28歳の梵(そよぎ)。だけど、唯一苦手な男性・九石(さざらし)くんの体から、梵にしか見えない謎のキノコが生えはじめて…!?という、ゾゾッとするけどちょっとファンタジーな恋のお話。恋の病に冒されるのを「繁殖するキノコ」で表現した秀逸な作品だと思います。 あまりにも「恋」を拒絶して生きてきたあまりに、九石くんが気になるという気持ちを「苦手」と履き違えてしまったのかなと思いましたが、とにかく九石くんがメンタル強男でよかったなと心から思えるラストでした…

銀のスプーン

学生から主婦まで幅広くおすすめしたい理由

銀のスプーン
名無し
1年以上前

このマンガは、主人公と同世代の学生や、主婦の方などに幅広くおすすめしたいです。主人公と同世代の学生の立場であれば、友達関係や恋愛模様が主人公と同じ目線で楽しむことができます。また、思わず真似をしたくなるようなおいしそうな節約レシピがたくさん掲載されているので、主婦や料理好きな方にもおすすめできます。

Theかぼちゃワイン

こんな甘酸っぱい青春を味わいたかった…

Theかぼちゃワイン
名無し
1年以上前

幼い当時アニメで良く観ていました。初めて出会った頃から一途なエルに対し、中々自分の気持ちに素直になれない春助という思春期らしい甘酸っぱいストーリー展開。こんな素直で可愛い女の子に学生時代出会えていたら、どんなに楽しかっただろう…と、ちょっと遠い目で感慨に耽ってます。

侍ジャイアンツ

熱血野球道がおもしろい。

侍ジャイアンツ
名無し
1年以上前

荒唐無稽とも呼べる代物の分身魔球などの異色のアクションが見どころな面白い野球マンガです。侍のごとく相手に襲いかかる気性の荒いピッチャーの番場蛮の活躍を豪快に描く熱血もので、昨今では見ない風潮なのが一転して新鮮でよいです。王、長島ら歴戦のプレイヤーも参戦し、世界をまたにかけて野球で戦う主人公の物語には最初から最後まで目が離せません。

少女漫画主人公×ライバルさん

悪役女子と主人公の女の子のすれ違い百合 #1巻応援

少女漫画主人公×ライバルさん
百合スキー
1年以上前

主人公の恋路を邪魔するライバル的なポジションの女の子、少女マンガにはいますよね? このマンガの主役は「ライバル」の檜山さんです。といっても檜山さんが好きなのは「主人公」の木村さんが恋をしている水嶋くんではなく木村さん本人! そう、百合だ! 檜山さんの思いは木村さんには常に間違って届くのがなんとももどかしいのですが、応援したくなること間違いなし。三者の関係がことごとくすれ違うようすにドキドキでした。 悪役令嬢といい物語の進行上嫌われ者になってしまいがちなキャラクターにスポットを当てるの、最近の流れなのかも。みんなが物語の呪縛から解き放たれて幸せになるのを見届けたい…。

チ・カ・ラ

時代ものでもキュンとする

チ・カ・ラ
名無し
1年以上前

大正時代が舞台でも、切ない恋模様が繰り広げられていて面白かった。この時代は、自分の好きな人と結婚する人って少ないのかなぁと思いを馳せながら読みました。とはいえ、許嫁の新聞記者の彼もクールでイケメン。千華羅ちゃんが羨ましい…。あと、着物や袴が華やかで良いですね。日本と西洋文化が入り混じった時代の色も感じられて見ていて楽しい。

まめしばコ!の、いっしょう

まめしばコナンの魅力爆発

まめしばコ!の、いっしょう
名無し
1年以上前

まめしばって、今すごくブームです。こうしたキュートな主人公のコミックは犬好きにはたまりません。まめしばコナンのあっけらかんとした性格が魅力爆発です。人間と一緒に暮らしていると、人間の言葉や考えていることさえも理解してくるようになりますが、涙あり、笑いありのストーリーは最高です。

姪っ子の歌

完璧な読切がここにありました。

姪っ子の歌
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

現在、マンガワンで『暑がりヒナタさんと寒がりヨザキくん』を連載中のますだ悠さんによる読切です。こちらの作品で「第1回YGマンガ大賞]入選&審査員特別賞」を獲ったそうですが、さもありなん。あまりにも完璧な読切で身震いしました。もう大好きです。 “今思うとずっと姪のことを憐れんでいたと思う” という手書きのモノローグから始まるこの物語は、物書きになりたいという夢を果たせずOLとして無感情に働くさゆりと、彼女の姪であり夢を追いギターの弾き語りをするゆづはの二人に焦点が当てられ進行していきます。 さゆりが如何にして夢を抱き、それを叶える為に周囲の反対も跳ね除けて努力し続けて、そして結果的に挫折するに至ったか。それは悲しい物語ですが、夢を持ちながら叶えられなかった多くの人が共感する在り方でしょう。 姪には自分と同じような想いを味わって欲しくないと思いながらも、渦中のゆづはは目を輝かせながら夢を叶える為に邁進していく。その時の複雑な胸中が見て取れます。それはやがて今の自分のようになってしまう可能性が高いという単純な心配や憐憫だけではなく、もしかしたら嫉妬のような感情も入り混じるものだったかもしれません。 最後まで連綿と続く手書きのモノローグと、「姪っ子の歌」というタイトルが重なった時、破れた夢の果てに生まれた物を目の当たりにした時、最大の感動が押し寄せました。かつて自分から生じた情熱が今は冷めてしまっていても、往時には新たな土で萌芽を誘っており、そこで咲いた小さな花が再び冷めた自分にも熱を灯す。そんな在り方に尊さを覚えました。 二人の絆に胸が暖かく、熱くなる素晴らしい物語でした。会社が違うので難しいかもしれませんが、『暑がりヒナタさんと寒がりヨザキくん』が単行本化される際などに収録して欲しいなぁと思います。話題にならずに埋もれてしまうにはあまりにも惜しい作品です。

王様ゲーム 起源

王様ゲームの原点にあたる話

王様ゲーム 起源
名無し
1年以上前

『王様ゲーム』シリーズの起源となった話のコミック版です。『王様ゲーム』本編よりも数十年前、1977年を舞台に、『臨場』の本多奈津子の父親・本田一成が主人公です。 とてもきれいな絵柄なので、ホラーでも読んでいてつらくなく、シリーズ一気読みしてしまいました。サスペンスやミステリーが好きな方にもお勧めしたいです。

これ喰ってシメ!

食の世界の三沢光晴

これ喰ってシメ!
名無し
1年以上前

自分は食事も酒も好きだが、シメがどうこうには あまり拘りはない。 酒を飲んだ後にビールとギョーザを食べたいとか あまり思わない。 鍋料理の最期を雑炊にするかウドンにするか 悩んだこともない。 デザートとかついていなくてもかまわない。 そういうことにこだわらないほうが気楽でいいじゃん、 くらいの感覚というか。 しかし「これ喰ってシメ!」をよんで 主人公・神保マチ子のシメへのこだわりを見て、 こういう食べ方を出来る人は凄いな、と思った。 のんべんだらりと酒を飲み、気がついたら寝オチしていました、 なんていう自分とは違う。 酒のあとのシメだけでなく、仕事や私生活でも、 色々な状況の要所要所でしっかりと区切りをつけてシメる。 ダラダラしない、それまでを総括し、次へ進む。 大人だな、カッコイイな、と思った。 しかも臨機応変にシメる。 様々な状況でそのときの気分にあわせて様々なシメをする。 けして飲んだら最期はやっぱりラーメン、というような ワンパターンな「これしかない」シメではない。 昼の蕎麦屋で、空腹で飲んだ後、 仕事が終わったら終電がなくなっていたとき、 後輩が奢ってくれたとき、 それぞれにあったシメかたを選択し実行する。 さらに、こういうときはこれだけ、と 頑なに自分流に徹するわけでもない。 後輩・ひじきと飲みにいくと、結構ひじきに つきあうというか、つきあわされるんですよね。 あまりいかない回転寿司に連れて行かれたり、 小料理屋なのに焼肉屋かよ、という料理を つつくことになったり。 それでもしっかり味わって受け入れる。 プロレスで言えばスタン・ハンセンではない、 三沢光晴だ。 ハンセンのように、とにかく最期はラリアット。 これで豪快にシメれば誰も文句はない、 というスタイルではない。(それはそれで凄いけれど) どんな相手とどんな試合展開になって、 どんな技を受けても綺麗に受身をとって試合を進め、 最期は多様なフィニッシュホールドのなかから これでどうだ、という技を選択して終わる。 なんという懐の深さと実力とセンス。 もっと神保マチ子の試合(シメ)を見てみたいと思った。

うわさ

怖い、、

うわさ
名無し
1年以上前

別れを切り出してから彼氏が豹変し、ストーカーに!? 恋愛を楽しんだり、繁華街で遊んだりする普通の女の子たちなら誰でも起こりうる事件を描くももち麗子先生の作品です。 読んでいてとにかく恐ろしく背中がざわざわする想いになります。 人ごとではなく、誰でも起こりうること。 戒めという点でも、若い子には特に読んでほしいですね。

青いころ

のり子、ガンバレ

青いころ
Pom
Pom
1年以上前

のり子が純粋無垢で真っ直ぐで、人をすぐ好きになっちゃうところも可愛い。 (自分のファンの聖(あきら)くんを好きになっちゃうところとか単純明快。) 夢を追っかけられる若い時を生きるのり子達が、キラキラしてて眩しくうつる。笑ってても泣いてても悩んでても何してても楽しそうで、ほっこりした気持ちになりました。 夢を追うだけじゃなく、恋も順調に進みそう?!なので、のり子の夢も恋も叶うといいなあ。と応援したくなる物語。

かなしみのまち

峰くんがかっこいい

かなしみのまち
すいか
1年以上前

物語が小学生の頃から始まるのもいいですよね。主人公の祐ちゃんが小学6年生で、幼馴染みになる峰くんが小学5年生。男の子が一個下っていうのも切なくてたまらないです。年下だけど頼りがいのある峰くんに私はずっと心打たれっぱなしでした。お互いがいるから悲しみを乗り越えられた二人だけど、先に中学生になった祐ちゃんが自分達と同じ匂いのする中山に惹かれる気持ちも峰くんは分かっちゃったんだな。お祭りの日の話は名場面が多すぎてクラクラしますね。こんなに嘘がなくて真っ直ぐな「愛してる」に胸が苦しくなること今までなかった…。

このゆびとまれ

裏表のある天才子役のサクセスストーリー

このゆびとまれ
名無し
1年以上前

天才子役ともてはやされる恵那と、裏表のある彼女をサポートするヘタレマレージャーの田代のやりとりが楽しい。楽屋ではわがまま放題に田代をいびり倒すが、女優としてのプライドは人一倍で、受けた仕事は絶対にやりぬく恵那のガッツがカッコイイ。魑魅魍魎が跋扈する芸能界をタフに生き抜く姿を応援したくなる。

ミナミの帝王

やっぱり熱い!

ミナミの帝王
名無し
1年以上前

最近のは読んでいますが、実は1巻を読んだことありませんでした。 絵がいかにも昭和の熱い時代を表現していると思います。 現実にはこんなに人情味のある金貸しはいないのかもしれませんが、いて欲しいなと思います。 完全に大人向けの漫画なので、中年位の方で読んだことない人にはお勧めしたいです。

竜宮の籠

和風の異世界で始まる恋と冒険

竜宮の籠
名無し
1年以上前

出生にある事情を抱えたヒロイン・しゃしゃが可愛かったです。集落の人たちから受け入れられないという逆境にありながらも、愛されて育ったしゃしゃは素直でけなげな女の子だと思います。寂しい気持ちを抱えながらも前向きに生きるしゃしゃが良かったです。しゃしゃと他の集落の青年・ラトナとの恋模様にもドキドキしました。しゃしゃとラトナの集落は対立する関係にありますが、大人たちの事情とは関係なくまっすぐに向き合う2人の関係がすごく良かったです。

きまぐれオレンジ☆ロード

夢のような80'sに想いを馳せる

きまぐれオレンジ☆ロード
野愛
野愛
1年以上前

まさに夢のような80's!! 都会的とかお洒落とか大人っぽいとかそういう概念をこれでもかと詰め込んだ最高のラブコメです。 このキラキラした世界観に当時の中高生たちはさぞ憧れたことでしょう。 ごく普通の男の子なのに実は超能力者という恭介の設定も気持ちいいくらいにご都合主義だなあと思いきや、ちゃんとヒロインとの出会いのストーリーに活かされています。 そしてなんといっても2人のヒロインがめちゃくちゃ最高です。 大人びてセクシーなまどかと、天真爛漫で一途なひかるちゃん。どちらも可愛いし、ひとりの女性として人間として魅力的なんです。 恭介が優柔不断になる気持ちもわかる…。選べません。双子の妹ちゃんも2人とも可愛くて選べません。 そして80年代ファッションも可愛いです。ハイウエストのスカートとかロゴ入りのスウェットとか今見ても(今だからこそかも)お洒落で可愛い!! 喫茶店でバイトしたり、ディスコやロックのライブに行ったり、こっそりお酒を飲んだり(未成年飲酒ダメ絶対)…背伸びしたい少年少女が描く煌めきに満ちた青春そのものを謳歌していて、戻ることのない時間に想いを馳せてしまいます。空気感ごと愛おしいのです。 煌めきに満ちた…憧れのエイティーズ… みたいなポエムを思いついちゃうくらいに素晴らしい作品でした。遅れてきた青春をありがとう。

地獄変

キャラ描写がしっかりできている

地獄変
名無し
1年以上前

ぱっと見ではB級ホラーものっぽい感じですが、よくよく読んでみると、結構しっかりできています。特にキャラ設定の部分。主人公の生い立ちみたいな部分が、割と深く掘り下げられていて、妙に心を揺さぶられたりします。個人的には絵がもう少し生々しい(グロイ)感じだったら、よかったのになあ、なんて思うも、とても楽しめる作品です。

ラヴLOVE・ウォーミングアップ

栗原まもる先生が描く素晴らしきエロコメのすべてが詰まっている至極の短編集

ラヴLOVE・ウォーミングアップ
nyae
nyae
1年以上前

マンバで見つけた瞬間、懐かしすぎて叫びました。この表紙、今見ても悶絶するほど可愛いんだが…?本編の絵柄とちょっと変えてくるという遊び心よ… 昔持ってた単行本はどこへやったかわからなくなってるので、秒で電子をポチって秒で読みました。 いやあ素晴らしい。いま読んでも全部面白すぎて泣ける。こんなにもエロとギャグとラブのバランスを上手く描ける作家は他に知りません。わたしの中ではこれぞティーンの頃に夢中になった「栗原まもる」だ!!という感じです。この頃は「デザートはちょっとエロい雑誌」だと思っていましたが、今は全くそんなことないですね。 そしてこの年齢になって読み返すと気づくことがあって、ちょいエロコメな3編のあと、最後に掲載している全くエロコメではない「高尾山」という短編。これを最後に持ってくるということに昔はなんとも思わなかったというか、むしろエロくないじゃんと思ってそんなに心に残らなかったんだけど、今ならこの凄みというか実力というか、この1冊の完成度を最後にこれを持ってくることでガッと締めてる感がありますね。きっとある。何も伝わってない気がするが、それでも別に良いです。 この勢いで栗原まもる先生の電子書籍ぜんぶポチって一気読みしそうだわ…

もっとみる