日野日出志の代表作であるショッキング自叙伝、ついに復刻!! 「これは血の匂いとその美に魅入られて、地獄に堕ちたある無名絵師の、狂気と戦慄に満ちた恐るべき告白の物語である……」(本文冒頭のモノローグより)
日野日出志の代表作であるショッキング自叙伝、ついに復刻!! 「これは血の匂いとその美に魅入られて、地獄に堕ちたある無名絵師の、狂気と戦慄に満ちた恐るべき告白の物語である……」(本文冒頭のモノローグより)
艶やかな恐怖を目撃せよ! 「赤い蛇」「幻色の孤島」「ウロコのない魚」など ホラー漫画の巨匠が放つ傑作集! 平成初期まぼろしの作品群「あしたの地獄―2020年地球発―」より「水の怪物」を単行本初収録。子供の頃、無意識に “恐怖” “悲哀” “妖艶” を 同時に体験し学んだのがこの作品群だった。そして大人になった今でもその衝撃は変わらない。まごうことなきマスターピース! ── 石野卓球 夢想の世界を描いているからこそ、いっそう怖くて美しい。多くの人を魅了してやまない日野作品の魅力も、まさにこれなのではないか。われわれ日野ファンは作品のページを捲るたび、いつか見た悪夢の光景に出会う。そしてその恐ろしさに打ち震えながら、思い出した!と叫ぶのだ。失われていた記憶をついに取り戻した「ウロコのない魚」の少年のように。── 朝宮運河(書評家/巻末エッセイより) 巻末エッセイ:「いつか見た怖い夢」朝宮運河
雪が降り続く人里離れた山の中に、ユキは祖母と二人で住んでいた。母親は町に出て働いていたが、ある日置き手紙を残して出ていってしまう。年老いた祖母は、自分がいなくなったら…と孫の行く末を案じていた。しかし慎ましく暮らす二人に、悲劇は迫っていたのだった… 単話配信。
写真家が訪れたある村。やけに猫が多いその村について、一人の少女が話を始めた。それは、昔猫を連れた旅の僧がやって来たことから始まるという。幻想と怪奇が入り交じる物語。単話配信。
奇病を患って生を得た蔵六とその家族、そして忌み嫌う村人たちの恐ろしく、美しく、そして悲しい怪奇物語。全体に民話調が漂い、独特の世界観を描くのに成功している。筆者が1年かけて完成させた代表作。発表当時のオリジナル表紙で配信。