よっしーの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ なんというかさいとう・たかをの鬼平犯科帳の初期から後期まで描き方が混在しかつ、小池一夫風味を感じるギャグマンガだった ・特に好きなところは? 奉行の顔が思い切りさいとう・たかをの中年キャラの顔だったこと ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! さいとう・たかをの鬼平犯科帳を熟読してるとより楽しめそうだとは思った
Xの「サンデー新人漫画家応援」アカウントで新連載の「古々路ひめるの全秘密」と合わせて紹介されていた、こちらの作品。
個性的なこちらの作品。
劇画チックな時代劇もの。
お奉行様の前に出される、疑惑の女。
なかなか事実を言わないだろう、この女をどう喋らせるのか。
というお話なのだけど。
結論を書けば、物悲しそうな表情をした役人の男が、奇想天外なことをして解決する。
この終始、物悲しそうな顔をしている男よっしー。
影がある、というんだろうか。そこが男前要素というべきなんだろうか。
「バイなら」とふざけた別れの言葉を発するその瞬間も、表情がかわらない。物悲しそう。
女のツッコミが、グッドタイミングですっとするくらい、変わらない。
読んでいて、そんなのは序の口だったと知る。
なんだその名前はという感想にまさる、驚きの混沌。
そして、一件落着。
もうひとつ重大なネタバレを書くならば。
漫☆画太郎氏の絵本風に描くならば。
「へでたし へでたし」。
まさかの不幸になる人はなし。
自分の屁がそんなことに使われていたら、物悲しそうな顔も消えなくなるかもしれない。
よっしー