映画『毒娘』総括
※ネタバレを含むクチコミです。
常軌を逸した少女ちーちゃんが暴く、少年少女と家族の暗部… 『惡の華』『血の轍』の作者、最新作!! 内藤瑛亮監督の映画『毒娘』の常軌を逸したヒロイン・ちーちゃんの前日譚を、押見修造がオリジナルの漫画『ちーちゃん』として描く、異色のコラボレーションが実現。中学校に全然来ないちーちゃんが、ふいにボロボロのジャージ姿で 虫の死骸を持ってやってきて、クラス中の騒ぎになった日。幼稚園からずっと一緒で彼女を気にかける優愛に、クラスメイトの航大が「俺がちーちゃんを助けてあげようか?」 と言い出して…。
映画毒娘を見て改めてこのちーちゃんを読んだけど、ちーちゃんは毒娘の前日譚と言われているが独立したストーリーだ。
というよりちーちゃんから毒娘はストーリーが繋がっていない。
毒娘の劇中の描写とちーちゃんの劇中の描写で矛盾があるというか、描かれ方が変わっている。
あくまでも漫画は漫画、映画は映画で独立して楽しむのがいいのかもしれない。
映画はマジで面白かった。
スプラッタホラーの皮を被った、家族ドラマの皮を被ったスプラッターホラーだった。
漫画もめちゃくちゃ面白いのだが、映画は本当に今まで見てきた映画の中でもトップレベルに好きだった(とはいえそんなに映画を見ない人間なのだが…)
マジで良い…