映画の前日譚的な作品
押見先生の新作かー!とすっ飛んで読みました。 1巻完結?のようだけど、すごい気になる終わり方をして、そこで初めて2024年4月に放映される映画の前日譚的な作品だと知る。 映画の宣伝だとしたら、こんなに続きが気になったの初めてなくらいで、そういう意味では大成功なのではないでしょうか。 作風と内容がマッチしているのも良い。 作家ファンならよくわかると思いますが、人間のもつ狂気というか、えもいわれぬ不気味さが本作も顕著で、虫の死骸を集めているちーちゃんのヤバさってのはわかりやすいんだけど、先生や両親に好かれるため、そんな彼女と仲良くなろうとする優等生の男も個人的にキモかった。 それを見抜いているのか、最後のちーちゃんの暴挙には純粋にビビった。 この後、映画でどう展開されるんだろうか・・・。 映画あんまみないのですが、普通に観たい。 というか、マンガでも読みたいので続刊期待しちゃいます。