ギャグ漫画の1つの完成系
アニメ化もされてます。原作とは雰囲気などかなり異なります。 浪人生のまゆ子と、“アンテナ無し“宇宙人ニアが極貧下宿生活をしながらワチャワチャする漫画です。 ギャグが本当に面白い。雀卓寿司やカレー弁当、衣食住修繕費など、爆笑ネタの宝庫です。 ギャグを連発しながらも、SF&ノスタルジーな雰囲気で少しずつストーリーが進んで行きます。このバランスが秀逸です。まだまだ続けられたはずですが、引き延ばさずに描き切ったのは英断だと思います。 最終回で母船がニアに何を伝えたのかは語られませんが、この作品らしい爽やかなラストだとおもいます。 注意点として、作者独特の画風が人によってはかなり読みにくいと感じるかもしれません。ファンにとっては味のあるタッチなのですが…。 尖った長所を持つ名作ですが、だからこそ万人受けする漫画ではないかもしれません。