かなり刺さる…
30代、仕事もしてきて周りも家庭をもち、もう夢だのなんだの言ってられない年齢。 そこから計画性無くばくち打ちの様な選択をすることは馬鹿にされるようなことなのか…! 刺さります、30という歳、同年代には刺さります! でも馬鹿にされてもやりたいことってやってみないとわかんないですからね〜。 黙ってやるしかないんですよ!
30歳、高校の同窓会で再会した6人。皆、社会に出てそれなりの生活を送っていたが、なんだか物足りない思いがあった。高校時代には、それぞれ夢があった。プロゲーマー、ミュージシャン、芸人…。誰かが言った「もう一度夢に向かってもがこうぜ」。6人は仕事を辞め、シェアハウスに集まった。30歳から夢を追う、大人の青春物語。(※本電子書籍は『三十路病の唄【単話版】』1~10を収録しております。重複購入にご注意ください。)
<ログライン>
30歳になった人たちが自らの夢のために仕事を辞め、シェアハウスで暮らし始める物語。
<ここがオススメ!>
30歳になり、本当に今の自分はやりたいことができているのか?と問いかけてしまった人たちの群像劇。
諦められない感情と諦めたい気持ちの矛盾が心にくるものがある。
ところで、人間の自然年齢は38歳なのだとか。日本人の平均寿命は80歳を超えている。
三十路なんてまだまだだぜ!なんて思いながらも、何かに焦る気持ちはとてもわかる。
だからこそ、物凄く胸を抉ってくる一方で、前を向こうという気持ちになれる、謎の作品。
ただ、大人になった誰もが持っているような黒歴史を見事に刺してくるので、人によっては要注意。
それほどに琴線を震わしてくる作品です。
ちなみに、やりたいことはいくつからでもやりたいし、やったらいい。
僕はそう思います。
<この作品が好きなら……>
・あくたの死に際
・この世は戦う価値がある
・宇宙兄弟