つられて、自分の過去を思い出した。
遠い日の陽 横谷加奈子
幸せだった頃、幼い頃の写真を売る人と買う少年。
少年は何故か母親から今は見限られているような感じで描かれていて、どうしてなんだろうと思いつつ、読むことになる。
自分が小学校低学年の時、いつの時代に戻りたいか考えたときがあって、日によって違ったけど、3-4歳のころを思うことがあった。
今に対する不安はあれど未来に対する心配はなく(未来が見えているような気がしていた)、まわりも優しくて。
思い出していたら、つらつらととりとめのないことを思い出してきて、今の自分が宙に浮いたような不思議な気持ちになった。
閑話休題。
本作はひときしり過去を懐かしんだあとで、前に進んで頑張っていこうという気持ちになる読み切りだと思う。
自分も停滞せず、がんばろう。