
本なら売るほど
古本屋ビジネス(あえてビジネスという言葉を使うが)や、フィジカルな本が好きな人には絶対に刺さる漫画。作者の本好きも伝わってくる。なのだけど、ひとつひとつのエピソード自体が人間ドラマとして完成されており"本"がモチーフでなくともお話を書けちゃうんだろうなと思う。 事実として、過去にメチャクチャ気合いの入った幽白のオリキャラ二次創作でバズってた作者だった。
多様性を認める社会では、妖怪は生きにくい……! 時代に取り残されてしまった口裂け女の生きる道とは? 仲のいいろくろ首と一緒に、自分探しの旅に出よう!(ハルタ109号)
見た目の醜さをネタ(ネタ?)にした妖怪は現代社会では生きにくいです。アイデンティティを失った口裂け女とろくろ首のふたりは、人生をやり直すために自由の国アメリカへ生き、口裂け女は裂けた口をきれいに戻しました。そして日本へ戻り、生まれ変わったのです…「マックの女子高生」に(←なんで?)