みんな大好きモーロック
軽いギャグと下ネタが時折入ってきてお話のテンポよくとても読みやすいです。 ファンタジーあるあるな世界観で、冒険者がダンジョン行きあれやこれやがある。 サイトウさんが主人公なんだろうけど、転移した経緯とかあまり語られてないところも説明臭くなくて、ある種魅力的かも! パーティーメンバーはツンデレ女戦士と訳アリ守銭奴な可愛い妖精に忘れっぽいエロおじいちゃんだお魔法使い。 えんぴつで書きましたみたいな感じが苦手な方もいるかもしれないけど、人として生々しい感じが描かれていて◎
今までの人生、ずっと平々凡々と生きてきた。運動も、勉強も、そこそこ。決して一番になれない普通の人間……それが、斎藤さん。 職業“便利屋”の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。そこで出会ったのは、強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいの モーロック姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたりカバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり元の世界で身につけた“便利屋”の経験を異世界で活かす。異世界でも斎藤さんは決して「特別」ではない。しかし、必要とされることを知り「ありがとう」を知る。 斎藤さんは充実していた。 Twitterフォロワー約20万人の一智和智(イチトモカズトモ)氏が描く、話題沸騰の異世界コミックスついに単行本化!!///一智和智twitterアカウント @burningblossom1996年にデビュー代表作「バーサスアース」/秋田書店「剥かせて!竜ヶ崎さん」/オーバーラップ
現代日本で雇われ便利屋で働いていたサイトウさん。
鍵開けできて、後衛職としてフォローにまわって、魔力はなくても重宝されています。
あれ。サイトウさんの役割、別のファンタジー読みものだと職業として存在していませんでしたっけ。
物語では、サイトウさんが所属するパーティだけでなく、いろいろな人物やパーティが登場し、ゆるやかにつながっていきます。
別の国の王様と大臣と魔王、国が決めた勇者一行などなど。他のパーティといえど、個性というか、あくが強いです。誰もが主役級でおもしろいです。