神保町の古書店を継いだ三姉妹の物語
ひょんなことから祖父が営んでいた神保町の古書店を継ぐことになった百木田家の三姉妹。といっても長女は会社員、三女は高校生なので、元から本好きな次女が仕事を辞めて店主として切り盛りを任されることになります。 古書の知識も乏しいうえに売上もほぼなく経営難のなか、となりの怪しげな古書店のスタッフの男と知り合ったが…という1話。その男が三姉妹にどんなふうに関わってくるのか気になるところ。そんな冬目景の新連載。
世界一の古書店街・神田神保町。祖父の遺した古本屋を引き継ぐため、その街で暮らすことになった百木田(からきだ)三姉妹。古本の香りに包まれながら三姉妹は色褪せない日常を紡いでいく――。
神保町だというだけで下駄履かせてしまうのだけど、三姉妹っていうのもポイントが高い。
そして古書店、実際どうやって成り立ってるんだろうと気になっていたのは事実で(コロナ禍で加速度的に減ってしまっている気がするが…)
嘘かホントかはわからないけど文化的価値があるからという事で空襲を免れたという神保町の裏側が見られるのはとても楽しい。もちろん実際こんなに色々と都合のいいことはないにしても、だ。
しかし冬目景センセイの描く女の子はとても可愛い。
この目、髪が好き。ふわふわしてる感じといい色味といい、80年代アニメのロボット系SFアニメのキャラの進化系だと思うのよねー、エルガイムとかダンバインとか・・・