![米蔵夫婦のレシピ帳](https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_160,q_auto,w_160/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/704330/efc0a8b7-f1f4-45e4-9cf3-15d1a9073b7c.jpg)
最終巻の引っかかり
※ネタバレを含むクチコミです。
2巻読了。
ガンで突然亡くなった奥さんのりほ子さんは、誰からも好かれる人物。
料理も上手でレシピ帳を作っていた。
りほ子さんが亡くなるまで料理を全くしてこなかった時代小説家で無口な夫、米蔵卯之助は、そのレシピ帳を見て料理を始めるが・・・。
りほ子の料理を作ることで生前、りほ子と繋がっていた友人、知人、家族に今まで知らなかったりほ子の一面を教えてもらい、豊かな時間を過ごしている。
人間は、二度死ぬと言われる。
命が尽きた時と、人から忘れ去られた時。
亡くなった人との思いで話をすることで、皆の心の中にりほ子は、ずっと生き続けるのだ。
そして、娘を奪われたと思っていた義理の父との関係にも変化が・・・。
是非、多くの人に読んでもらいたい。
超お勧めです!!
妻が遺したレシピ帳によるグルメ復活劇! 夫は悲しみの底から甦る。妻の料理を作って食べることで―― 気難しく人付き合いが苦手な時代小説作家・米蔵は、妻に先立たれ生きる気力を無くしていた。だが、「作品を完成させる」という妻との約束を思い出し、遺されたレシピ帳で妻の料理を作り、食し、復活していく。
妻が遺したレシピ帳によるグルメ復活劇! 夫は悲しみの底から甦る。妻の料理を作って食べることで―― 気難しく人付き合いが苦手な時代小説作家・米蔵は、妻に先立たれ生きる気力を無くしていた。だが、「作品を完成させる」という妻との約束を思い出し、遺されたレシピ帳で妻の料理を作り、食し、復活していく。