この作品は、様々な理由で“自分の死後に出版したい”著者が希望している原稿だけを預かり、著者が亡くなるまでクラウド上で原稿を保管し、そして亡くなった後に出版するという一風変わった出版社「死後出版」を舞台にした物語です。

死後出版に原稿を持ち込む人は、書籍という形で原稿を残したいけど様々な経緯で“自分が生きているうちにその本を出版することができない”理由を抱えています。
そして、死後出版の編集である栞田窓子という女性を通して、“死後に出版したい”と願う経緯や本に込められた思い、そして時には作者の人生そのものに、触れる事ができます。

この作品はそんなこれまでにない切り口でヒューマンドラマを描いてゆく、1話完結型ながら非常に読みごたえのある作品です!

1巻まで読了

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嘘つきユリコの栄光

嘘つきユリコの栄光

人気者になりたいけど自分には何もない…そんな普通な中学生の百合子は、入学初日に「セレブでイケメンなクラスメイトの婚約者」という嘘をついてしまう。自分でもすぐバレると思っていたのに、なぜかその男子は嘘に乗ってきて婚約者のフリをしてくれることに! 嘘に嘘を重ねていくうち、自分のためだったその行為は人助けにもなっていき…!?

彼らには”自分が死んだ後に出したい本”がある #1巻応援にコメントする
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