つまりは自分との戦いだったのか
ボクシング漫画って始めて読みましたが、何だか惹きつけられる。 殴り合いシーンは痛々しい気がしてしまうのだけど。。 人って、人で変わるんだなって思わせてくれた作品。 主人公、佑が再会した妹ゆめに会って、自問自答しながらボクシングに戻って戦って強くなっていく姿がかっこよかったなぁ。生きていく意味を得た感じ。 ゆめちゃんも戦う兄の為にと段々と逞しくなり、兄と妹の絆も深まって良い話だったなと思う。
「もう、何も失いたくない」。元チャンピオンの父親に認められたい一心でボクシングを続けてきた佑は、タイトル戦当日に父親を亡くし、生きる意味を失ってしまう。天涯孤独になり引退を決めた矢先、実の妹を名乗る少女が現れて…? pixivで大人気の「めしぬま。」作者が贈る、孤独な兄妹の再生の物語!!
ボクシングを通した兄妹の再生の物語という
あらすじだけど、この漫画の肝は
ライバル、神崎の狂気で後の部分は
添え物でしかないと思う。
妹に幼なじみにトレーナーのおっさんと、
主人公を支えてくれる人はいるけど、
最終的に全て、神崎が持って行ってしまっている。
だからこそ、独特な雰囲気のあるボクシングシーンが
出来上がっているんだけど。
また、ボクシング漫画を描いて欲しいな。