横浜中華街編を終えて
この後張蘭の偽造パスポートとか身分証とか出てきて『本当は愛する息子を囮として"死なせた"後堅気として"生かす"つもりだった』とかの真相だったらヨシテルどうすんだろwww
さぁお遊戯の時間です 囚人番号999、元・伝説の殺し屋のリタ。彼女が今働いているのは、何と世界の重鎮達の子供が通う幼稚園! その仕事は、日々差し向けられる刺客の魔の手から園児を守ること。圧倒的な力で敵を撃退するリタだが、実はイケメンに弱いという弱点があって…!? “世界一安全な幼稚園”で繰り広げられるバイオレンス×ラブコメディ、開幕!!
ジャンプラインディーズ期から読んでて、めっちゃハマってしまいました。
それこそ、こういうプレイリストをSpotifyで作る程度には。
Playlist · DJ souchou · 34 items · 1 saves
※プレイリストの構成は『日常/幼稚園(=アンビエントミュージックによるチルアウト)→インターバル→銃撃戦』という流れです。
※また作者が映画や楽曲から着想を得ているとの事なので、そういう曲も入れてあります。
この作品、第一に養父によって殺人術を仕込まれた面食いのリタが『(宮台真司っぽく書くなら)人間性を取り戻すべく自分と同じ世界に入るに足る男性』を希求するコミカルな描写が特徴的かと思われます。
ただ、その相手は概ね敵対組織のイケメンギャング達…彼らはリタを篭絡しようとドンパチを中断してまであの手この手で迫ろうとしますが、リタの地雷を踏んで瞬殺される運命に遭います。
ちなみに自分は唐揚げにレモンをかける派なので、数多のギャング同様頭を撃ち抜かれて床に転がっている事でしょう。
何故リタはこの様な『試し行為』をするのか?
憶測ですが彼女は確かに『自分と同じ世界に入るに足る男性』を欲してはいます。
いますが、大体においてその場面は幼稚園を襲撃せんと目論む輩との鉄火場です。
でも面食いでもある為、その場では心が揺らぐ…ただ、いくら面食いでも合ったばかりの男性と簡単に関係性が築ける訳はありません。
そこで3問程度質問を投げかけ様子を見、それで判断するという着想を得たのでは無いのでしょうか。
合わなかったら射殺すれば済みますし。
(この辺りの倫理観の軽さも、読み進める内にブラックジョークとしてすんなり受け入れられるのも凄い)
ただ、そんな彼女にもやっと『同じ世界に入ってくれそうな』男性が現れました。
ダグ先輩です。
今後どうなるのでしょうか? 事故的にキスまでしちゃってるし。
本連載移行後は、より濃密な展開(浅草で銃撃戦とは…)とコメディーリリーフ兼最重要人物のライラと園長の目論見が気になる所ですね。
これからも追っていきたい、笑えて熱くなれる作品です。
(未完)