BLを描きたい女の子のお話
当たり前のように描き込まれた内容で、その土地の普通を知ることができるから、外国人漫画家の作品はストーリーと二重でおもしろいんだなあと、最近気づいた。 この方は中国でBL漫画を描いている若者の、結婚やら仕事やら、何気ない話を漫画で描いている――のだけど、端々から外国の物語である以上の何かをひしひし感じてしまう。 このまま続きが読めますようにと、思わず願わずにはいられない。 中国のあり得ないびっくりリアルタイムニュースに笑っていたのも今は昔。 今はあのようなことはなくなったのではなく、そういうことを気軽に発信できなくなっていたり、外国人記者が取材できなくなっているのだとか。 きっと作中で取り上げられたPixivにアクセスできなくなってしまったことも、そのうちの一つなんだろう。 ちなみに、「日本(外国)の月は丸く見える」は「隣の芝生は青く見える」の中国版らしい。 とても詩的な表現だ。
お、おもしろい〜!!😭本当に←の絵文字の顔になっている…面白い…。
海外に滞在している方が描くエッセイ漫画ももちろん面白いのですが、こういう他国の生活事情を当事者が「内側」から描いた作品って、エッセイであれフィクションであれ新鮮で面白いし貴重だしメチャメチャ好きです。
グラフィック・ノベルもいいのですが、MANGAの形式で読めるとやはり嬉しさが段違いです。
(フー・スウィ・チン先生や、ペッペ先生の作品に登場する母国のシーン大好きです。)
開幕『カードキャプターさくら』でニッチャリしてしまいました。
また中国には道端に英語を学習する人たちが集まって英会話をする「英語角(english corner)」があるのは知っていましたが、子供のお見合い相手を見つける「相親角」というのもあるのだと勉強になりました。
オタクかつBL読者として生きている都合上、中国人アーティストのTwitter・Pixivアカウントもフォローしていますし、規制事情が厳しいことも知っていたのですが、こうして改めて作品として描かれるとその大変さがより身に沁みます…。
史セツキ先生の作品は初めて読んだのですが、これから過去作全部読みます。
モー・ツーで連載が始まるとのことで本当に嬉しい…楽しみにしてます!!