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名無し
1年以上前
先日1巻の感想を書かせて頂いた者です。 何人かの方からお返事を頂き、嬉しく思います。(すみません。私は単行本派なので1巻までしか拝見してません) それぞれの方にそれぞれの感想が有ると思いますが、私から見て一番扱いに困ると言うか、原作者の意図しない所でヘイト集めそうなのは元夫の諦一郎だと思います。 この男がもっと息子と妻に愛情を持っていれば、息子の異変と言うかイジメにもどこかで気付くことが出来たはずだし、妻の異変(復讐計画の立案)に気付いて、諭すなりカウンセリング受けさせるなり、一緒に泣いてやるなり出来たはずです。 今更遅いですが、諦一郎は夫では無くマリアの兄か弟(キリくんから見たらおじさん)あたりにしておいた方が良かったと思います。真理とキリくんは母子家庭設定で。それなら、真理とキリくんに妙に無関心で冷淡である説明がつきます。言い訳のように「守れなくてすまない」みたいなことを言ってますが、父親にしては感情があまりに薄すぎます。 ヘンな言い方ですが、マリアに処された小和瀬も、言ってみたらこの無関心夫の「犠牲者」と言えます。諦一郎が仕事より家族を優先して必死になって動いたら、キリくんも死なず、マリアも暴走せず、小和瀬もむごいやり方で処されなくて済んだわけです。(それこそ刑事なんだからいじめっ子どもを補導するとか、裁判で告訴するとか、マトモな反撃方法はいくらでもあったはずです) そしてすべてが手遅れ(マリアの復讐によって小和瀬死亡)になった後、得意げに「俺は刑事!俺はプロ!仕事の鬼!俺にまかせろ!(苦笑)」みたいなドヤ顔で横からしゃしゃりでてくるわけです。 まさにジョジョで言う「真の邪悪」「自分が悪だと気付いていない悪」だと言えます。 私の失礼な文章を作者さんがご覧になっているか分かりませんが、この物語のラストは マリア「諦一郎さんどいて!そいつ〇せない!」 諦一郎、ラスボスの岡谷を守りながら 諦一郎「ダメだ!岡谷がどんなにクズでも、警官である以上俺はこいつを守らなければならない!」 そしてお決まりの 諦一郎「こんなことをして、天国のきりたかは喜んでくれると思うか!」 と言った所でしょうか。もう、自分で書いていてムカつきますが、この展開だけは絶対やめて頂きたいです! この無責任夫に相応しい「花道」と言うと、 マリア「あなたで最後よ 岡谷望くん」 岡谷「やっ・・・やめろ・・・」 マリア「〇んで、キリくんに詫びなさいっ!」 ドカッ (マリアの凶器が、飛び出してきた諦一郎の腹部に突き刺さる) マリア「どっ・・・どうして・・・!?」 諦一郎「あ・・・当たり前だろ・・・俺は・・・警官なんだからな・・・」 諦一郎死亡 みたいな感じでしょうか。これでしたら処されてしまったいじめっ子どもの魂も、そしてキリくんの魂も報われて大分マシと言いますか、ヘイトも薄まるでしょうね。

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COBRA THE SPACE PIRATE

夢と呼ぶにはあまりに厳しく余りに哀しい影に向かってのオデッセイ

COBRA THE SPACE PIRATE
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

著者のライフワークなので一言で括れない幅がある作品で、私は 1.手塚治虫的なタッチが残り奇想展開なアイディアの楽しい「少年ジャンプ初期」(「コブラ復活」~「ラグボール」) 2.線がややソリッドになりシニカルな描写の増えた「少年ジャンプ中期」(「二人の軍曹」~「黄金の扉」) 3.ヒロイックな描写の光る「少年ジャンプ後期」(「神の瞳」~「リターンコブラ」) 4.「聖なる騎士伝説」 5.CGフルカラー期 で分けている。どの期間も見るべき所のある漫画であるが、4.の「聖なる騎士伝説」について書きたい。  「聖なる騎士伝説」は青年誌に掲載された長編で他の話より暗く、いつもよりシリアスでアダルトな展開や描写が多い異色のエピソード(何てったって、レディーさえ出てこない) だ。ここでは新世界の興奮は悪鬼に蹂躙され、コブラのいつもの剽軽な態度やヒロイックな勇気は鳴りを潜め、笑みは嘗て見られなかった暗い影を忍ばせている。絵の線もどの辺よりも細く、陰影もまた濃く、混沌とした悪意蔓延る世界をこれでもかと描き出す。筋も宝や冒険ではなく悪鬼の暗殺と言う剣呑な代物で、終盤に明かされる種も周到に張られた伏線もあり陰惨な世界観を補強する。  今までのスペースオペラと比べると余りにもノワールであり、退廃的でもあるが、それだけに強烈であり、私はこのエピソードが一番好きだ。けだし、このノワールが単なる露悪に終わらず、コブラが常に世を儚むようなニヒルな皮肉を呟きながら銃をぶっ放しながらもどこか善や正義を諦めきれていないからではないかと思う。有名なコマでもある様にコブラは終盤、実際には何の利益を齎さなかった教会を批判し「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」と呟いてみせたが、これはやはり神や正義についてどこか夢を持っている証拠に他ならないと思う。さもなくばこんなセリフは決して言わないだろう。  コブラの海賊としてのアウトローな性格や享楽主義は上記の理想主義的な思想やストイックさに支えられている。寺沢武一は彼の初期作品を「思弁的」と批評していた記憶があるが、そういった性格が彼の作品から消えた事は一度も無かったことは確かだろう、そしてそれこそがこの漫画をいつまでも輝かせているのだろう。海賊と言う自由とギルドに対抗する高潔な戦士の顔を持つあの男のとこしえの旅に祝福を。

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