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たか
たか
1年以上前
「あれ自分、実は頭良かったのでは???」と思うくらい医学知識がメチャクチャわかりやすい! 「トレーニングのあとは休養日が必要」とか「お酒はダメ」とか、筋肉を育てるのに必要な知識やNG集は、きんに君のチャンネルを見てるので知っていたつもりでしたが、マンガで筋繊維さんが酷使されたり、泣きながら筋肉を分解しているところを見せられると知識が頭ではなく《心》で理解できます。 筋トレのあとは休まなきゃいけないと知識では知っていても実感は全くなく…。 どうしても「やればやるほどよいのでは?」と思ってしまいますが、あんな可哀想な筋繊維さんを見たあとはそんなこと微塵も思えなくなりました。ちゃんと休ませてあげよう。 そして、成長期にカッチカチだった私の大腿筋の筋繊維さんたちもあんなふうにヤサグレてるのかな……と、とても申し訳ない気持ちになりました。ごめんね。 (▼「3話 筋肥大とダメージ」より/筋肉修復祭で輝く筋繊維さん。素敵) https://i.imgur.com/VSutniS.png 「一度鍛えた筋肉がしぼんでしまったとき、それは核となりとして残り、次に鍛えた時には素早く筋肉が成長する」という、マッスルメモリーにはかなりグッときました。 努力は簡単には失くならない…! そしてなにげに「トレーニングを始めて20週くらいまでは神経系の改善が行われ、その後は今まで動いてなかった繊維が収縮するようになったり、収縮のタイミングが一致するようになりして大きな力が出せるようになる」という神経系の改善の知識がとても勉強になりました。20週以上続けなきゃもったいないんですね。 最新5話まで読みましたがトレーニングのモチベーションにもなるし、栄養・医学の勉強にもなる素晴らしいスピンオフで学校で配ってほしいレベル。 単行本になるのが楽しみです! (▼「第4話 マッスルメモリー」より/働きだしてサッカーをやめたと思われる元スポーツマンの筋繊維さん。切ない)
「あれ自分、実は頭良かったのでは???」と思うくらい医学知識がメチャクチャわかりやすい!

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この世界の片隅に

漫画と映画を久しぶりに見返した!

この世界の片隅に
かしこ
かしこ

2025年のお正月にNHK広島放送で映画「この世界の片隅に」が放送されたのは、今年で原爆投下から80年が経つからだそうです。この機会に私も久しぶりに漫画と映画をどちらも見返してみました。 やはり漫画と映画の一番の違いはリンさんの描き方ですよね。漫画では夫である周作さんとリンさんの関係について触れられていますが、映画ではありません。とくに時限爆弾によって晴美さんと右手を失ったすずさんが初めて周作さんと再会した時に、漫画ではリンさんの安否を気にしますが、映画ではそれがないので、いきなり「広島に帰りたい」という言葉を言い出したような印象になっていました。映画は子供のまま縁もゆかりもない土地にお嫁に来たすずさんが大人になる話に重点を置いているような気がします。それに比べると戦時下無月経症なので子供が出来ないとはっきり描いてある漫画はもっとリアルな女性の話ですよね。だから漫画の方が幼なじみの海兵さんと2人きりにさせた周作さんに対して、あんなに腹を立てたすずさんの気持ちがすんなり理解することが出来ました。個人的には男性達に対してだけではなく、当時の価値観で大事とされていた後継ぎを残せない自分に対しての悔しさもあるのかもしれないと思いました。けれどもあえて女性のリアルな部分を描きすぎない選択をしたのは、原作である漫画を十分に理解してるからこそなのは映画を見れば明らかです。 久しぶりに漫画と映画を見返してどちらも戦争が普通の人の生活も脅かすことを伝えているのはもちろん、すべてを一瞬で無いものにしてしまう核兵器の恐ろしさは動きのある映画だから強く感じた喪失がありました。そして漫画には「間違っていたら教えて下さい 今のうちに」と巻末に記載されていることに初めて気づきました。戦争を知らない私達が80年前の出来事を想像するのは難しいですが、だからこそ「この世界の片隅に」という物語があります。どんなに素晴らしい漫画でもより多くの人に長く読み続けてもらうのは大変なので映像化ほどの後押しはないです。これからも漫画と映画どちらも折に触れて見返したいと思います。

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