めちゃくちゃ考えさせられたにコメントする

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名無し
8ヶ月前
イジメは悪いことですが、精神が未熟な子供が複数人同じ環境に集まっている時点で大なり小なり当たり前のように起こることです。 普通は教師が帰りの会や授業時間を潰すなりして場を設けて加害者に謝罪させるなどすれば収束するものなのですが、本作品では学校サイドにイジメを解決する能力がない(またはする気がない)ため延々とヒートアップしていきます。 隠蔽体質まであるのでイジメをする側、されている側に関わらずとても子供を預けていい環境では無いなと思った次第です。 そもそもそういった社会性や倫理観を育てるために学校に連れて行ってるので、子供の人間関係のトラブルにまともに対応できないなら通わせる意義がないです。 保護者陣が雁首揃えて他責思考の塊で下手人を排除する方向(相手はまだ子供)でしかものを考えられないのも気持ち悪いことこの上ないですが、被害者の母親が何故か自分も被害者であるかのように振る舞っているのがぶ最高にキショいです。 イジメの被害者はあくまで被害者本人のみで、親はどちらかといえば相談できない家庭環境をつくってしまった加害者です。 しかしこの親は自分も被害者であるかのように錯覚し、SNS投稿によって娘に完全にトドメを刺してしまいます。 これによって被害者は"関わってトラブルに発展すると同じ目に合わされるかもしれない爆弾"になってしまい腫れ物扱いになってしまいます。 はっきり言ってカスです。 イジメの被害を受けた子供の親が何を平然と新しいイジメをつくってるんですかね。。。 正直、イジメを初期で抑えなかった学校サイドを超えるレベルの本作最悪の大戦犯だと思いました。 関わる大人が皆器が小さく、遅かれ早かれいずれこうなってただろうな感が否めません。 本来イジメを受けた側の親も大人として介入する以上、加害者サイドの子供の今後の成長に責任持つものなんですがね。。。(あなたは大人で相手は子供なんやで・・・) ぶっちゃけ加害者被害者に関わらずこんな不健全な街からは脱出すべきだなと思うばかりです。
みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?

地味な女性が主人公で、“白雪姫”がいわゆるザマァ役かと思いきや

みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?
ゆゆゆ
ゆゆゆ

あざとい、ぶりっ子、若さと顔だけ、マウントとりがち、彼女が気に入った人以外の敵。 彼女を批判する言葉は他にもいくらでも出せる気がする。 それでもターゲットとした男性からは恐ろしく好かれる、ある意味要領が良い女性。 「白雪姫」こと、白雪愛莉が主人公である。 『みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?』というタイトルは、悪役側のセリフではない。 イケメン&ハイスペック男性に選ばれしオンナになりたい愛莉。 加えて、羨望や褒め言葉などはすべて自分に集めたいという、こじれた性格をしている。 なので、イケメン&ハイスペックを求めて、男を取っ替え引っ替え。 アクセサリーのように、取っ替え引っ替え。 より貢いでくれる男を求めて取っ替え引っ替え。 しかし、選ぶ男は誰も彼もダメ男。 そこはだめだろうという要素を、ぶち抜く勢いで踏み抜いたダメ男。 あまりの男を見る目のなさに憐れみが出てくるけども、次の男への切り替えも非常にあっさりしていて、憐れむ隙を与えない。 そして変わらず、イケメンが現れたら値踏みしつつ、男受けする性格を演じ、落とそうと画策する。 いやあ、非常に良い性格をした、したたかな姫である。若さが保たれるうちは、王国も安泰ですね。 ちなみに、地味女性のほうを主人公にしてもお話ができそうなほど、ステキなキャラクター設定。 日本酒&せんべろ&御曹司をテーマに、一つ読んでみたい。

怖いトモダチ

承認欲求と自己顕示欲と

怖いトモダチ
六文銭
六文銭

とあるエッセイストが運営しているオンラインサロンがあり、その合言葉が、「みんなで幸せになろう」 この時点で、香ばしさの役満なんだけど、本作はそんなエッセイストを中心に、彼女と過去現在で付き合いがあった人間たちの悲喜こもごもを描いた作品。 そのエッセイストも、予想通りに、盗作やら、略奪愛やら、学生時代にいじめやらで、叩けばホコリが出るような人物で、そうした過去の因縁が、最後に繋がっていく様は、読んでいで因果応報的なスカッと感がある。 ただ、こうした炎上するような人物の多くが、ただでは転ばないように、彼女も、また再起をかけて手を変え品を変え復活を狙うところまで描いているの個人的に良かった。 なんというか、こういう輩って、優しく繊細な感情的問題扱っているようで、神経図太かったりするので。 人間の欲のなかでも、自己顕示欲なり承認欲求ってのは底なしなんだなとつくづく思う。 あと、そのエッセイストの過去の素性がバレた後、幻滅し非難したにも関わらず、数ヶ月経って、 やっぱりいなくなってしまうと寂しい とか思ってしまっている、元サロンメンバーの発言が妙に残った。 結局、どっちも自分にとって都合の良いように利用していただけなんだなと思うと、なんともさもしい気持ちになる。 人間関係が一番怖いってことですかね。

どちらかの家庭が崩壊する漫画

主婦・ユイのほうの義母がリアル

どちらかの家庭が崩壊する漫画
ゆゆゆ
ゆゆゆ

孫に会いたい気持ちと、良いことをしている自分に酔うのを並立させちゃうかんじがリアル。 突然理由をつけて行くよ連絡に始まり、好みでない服を渡されるとか、子どもの面倒をみるといって古い知識で対応されるとか。 さらに、ユイの夫はダメ男過ぎて、読んでいて心がしんでしまう。なんでこいつと結婚した。 とはいえ、対照となる毒山家がイクメンお父さんとなっているのは、働いてないからだろうなと思った。 二人でみているから余裕がある。 お金はないけど。 赤ちゃんは大人二人で1から10まで面倒をみないと、とても大変。 そして毒山家義母は、嫁に好みでない、サイズも不確かな服じゃなく現金を手渡してくれる。 よくわかっている。 現金。 商品券じゃなく、現金。 取っておけば、子どもが成長したときの資金になり、使えば今助かる。 封筒にすら入ってないのが生々しいけど、そんなのは些末に感じるほど、いらない服や夫婦で決めたかったアレヤコレヤの押し付け(知人談)と比べると、現金は嬉しい。 作中の義母ふたりは、自分が当時必要だったものを与えているだけかもしれない。 それなのに差が生まれるのは、結婚相手の親は選ばなくても身内になってしまう他人、という距離感を忘れているからと思える。 夫婦の関係も危ういのに、義母が更に危うくしてくる。 どちらも崩壊しそうな、危ういところに立っている御夫婦のお話。

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