外科医というお仕事
夫婦ともに外科医、保育園児を育てる母・さーたりさんのお仕事&日常エッセイ漫画です。 1巻を読み終えたところです。 腐女医とあるものの、腐要素は薄めです。 お仕事要素が強めです。 既婚子持ち女性の外科医は大変と言われているそうです。 たしかに、保育園へ子供のお迎え後に子供を連れて病院に戻って仕事をしたり、どちらか帰宅後に再び出勤して続きの業務をしたり、それが朝までの仕事になったり、そもそも子どもを連れて帰宅しなければうまくいった調整ができず叱責されたり。 好きを仕事にし続けるというのは、大変なことなんだなあと思ってしまいました。 子育て関連以外では皮膚科医が儲かるとか(理想の皮膚科ビルは笑いました)、他の科を選ぼうとしても結局今の外科を選びそうとか、そんな話も載っています。 聞いたことある話や聞いたことない話。 お医者さんとして生きる人の日常が詰め合わせになっていて、おもしろいです。
医療の現場って、一般人か見たらやっぱり未開の地。
医者と言っても色々なんだと思う気と、外来に病棟に手術に勉強会にと休憩なしが当たり前のブラック業務。
しかも科によって業務の体制が違うようで、そこも気にしなくてはいけないなんて知らなかった。
くすっと笑えるところもありますが、全体的によくこの仕事に就いたなと頭が下がります。
子供小脇に抱えながら、カルテの整理とか夕回診とか想像超え・・・