職人の凄み
登場する職人それぞれもちろんそうなんですが、作品全体を貫く静かな熱量というか、凄みを感じました。淡々とひたむきに自分の仕事を突き詰めんとする姿勢に心が動きます。このマンガそのものが職人の仕事って雰囲気です。 個々の登場人物で言えば、自分の打った刀が不本意な使われ方をしたときの刀鍛冶職人の静かな抗議や、100年後を想像した仕事をする佐官職人。目の前のタスクをこなすことに躍起になりがちな普段の自分の姿が恥ずかしくなるほどです。 みなさん言うように絵も本当にすごい。熱した刀身を水につけた時の泡の感じが特に印象に残っています。 個人的には、静かな環境で紙で読みたいマンガです。おすすめです。
凄まじい画力と綿密な取材。
不定期連載なのでいつになるか不明だけど単行本化が待ち遠しい。
なお「死に神」(モーニング2017年30号)もすごかった。
こちらのクチコミを見て読んだのですが凄まじい画力に圧倒されました…!まるでその場にいるような圧倒的な没入感があってすごい。こんな良作に出会えるなんてメチャクチャ嬉しいです。単行本待ち遠しいですね!