主人公がおじいさんになるだけで、雰囲気が違う
ストーリーはよくある異世界転生もの。 主人公強強&現代の知識を異世界へ持ち込んで云々。 なのに、のんびりとした独特の雰囲気が放たれている。 悪いやつを見て「許せない!ぬおーっ!!」でなく、「ふんふん。ひょい。ふんふん」のような感じ。 転生して10歳若返らせてもらったとあるけど、それでも70代。 体が不調もなく動いていた頃というけど、60代じゃなくて70代でその感想とは、もともとが非常に健康な人だったんだなと思った。 それから、異世界で長々と生きるつもりもないんだろうなとも思った。若返るとそれだけ寿命も伸びるわけで。 周囲の主人公に対する反応も、年寄りだから侮る、年寄りだから耄碌していると思う、年寄りだからこその知を尊敬するなどいろいろ。 緩やかに受け入れてもらえているところが好ましい。 さらに絵面は基本じいさんで、ハーレムな展開にもならず。 なかなか落ち着いて読むことができる漫画と思う。
孫のも代わりになって異世界召喚されてしまったセイタロウさん。
孫と仲良くしていたのでおじいさんなのに転生やゲーム的要素にも即順応していまう。
神様に若者になって転生をお願いするかとと思えば、おじいさんのまんま。
補助魔法と侮るなかれ!神様からの頼み事も請け負って、風変わりなメチャツヨ行商人の水戸黄門的な世直し旅。
面白くてどんどん読み進められちゃいます。