若い男女が出会ってから別れるまでを描いた作品。
よくある話と言ってしまえばそれまでだけど、2人の痛みが切実に伝わって辛くなる。

自らのビジュアルを活かしながら、彫師としての夢を叶えていく宇津井くん。
夢は応援したいけど、宇津井くんが有名になっていくことに不安になる幸。
宇津井くんは幸だけを好きなんだから信じてあげてとは思うものの、幸の苦しみもよくわかる。
単純に宇津井くんを信じられなくなったことよりも、宇津井くんを純粋に応援できなくなったことが辛いんだろうなあ…。

結末だけ見るとバッドエンドだけど、こういう忘れられない恋愛があるのはいいことかもしれない。
おまけ4コマを読むとちょっと救われるかも。

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キズとも

キズとも

「キズと、ともに生きる――」 過去のトラウマから恋人との仲を深められない女性・伏見まゆ。母親の束縛から女性に対して苦手意識を持つ男性・世良考。まゆの自殺未遂をきっかけに、不遇な生い立ちの二人は交錯し、やがて数奇な運命が動き出す――。これは、心にキズを抱え続ける男女の社会派サスペンス群像劇。

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