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ゴリせん~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~

不死身の熱血教師が繰り広げる死にギャグ漫画

ゴリせん~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~ 酒井大輔
ピサ朗
ピサ朗

タイトル通りにゴリラみたいな顔をした体育教師が、○○で真っ先に殺されるor死ぬシチュエーションに遭遇しまくり、刺されて撃たれて食われてと一歩間違えばグロテスクな散々な目に会うのだが、全く気にせず熱血教師としてそういうシチュエーションを持ってきた存在を生徒として指導を繰り返すギャグ漫画。 とにかくよくまあこれほど思いつくものと感心するほどに第一話や冒頭で死ぬタイプのシチュエーションが詰め込まれており、それらをものともしないゴリせんの無敵っぷりと、良い先生っぷりが中々笑える。 流石に話が進むと突然死ぬような目に会うパターンも無くなってくるが、その代わり生徒と化した怪異や超常存在、ゴリせんの掘り下げとかでベクトルの違うギャグコメディをやっていてクスリとくる。 ゴリせんのキャラ自体も良い熱血教師っぷりで死ななかった事に安堵するというか、この手の教師はろくに掘り下げない事で恐怖を煽り罪悪感を軽減したりとしてたのかなと考えたり。 突然死パターンは結構網羅していて、創作をやってる人には何らかのインスピレーションが来るかもしれないが、基本はギャグなので感覚の世界だろうし、合う合わないは大きいだろうが自分には結構合った、第一話見て笑ったならオススメ。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

ぬるめた

ありとあらゆる『萌え』の末で待つ者

ぬるめた
名無し
名無し

久しぶりにマンバに帰ったらコイツの事は絶対に話さなければならないと胸に決めていた それほどまでに脳を焼かれた作品である 何ですかこれは 多種多様な工夫に満ちている事が読んでいてひしひしと伝わってくる まず第一にキャラが全員濃い上にシルエットで全員見分けがつくのでめちゃくちゃ読みやすい セリフの文字数が多いと最初ら辺で作者さんが嘆いていたらしいが全然気にならないレベルで読みやすい きらら初心者にも全然おすすめできる その上で脳に叩き込まれるのは破壊力高めのシュールギャグときらららしい緻密な日常、キャラ描写である いやなんで両立できるの?これを両立するのはキルミーベイベーとゆゆ式を同時にやれと言ってるような物だし実際この漫画は大体そういう漫画だ 普通なら両立できない物が何故か両立できてしまっているので「ああやっぱコイツはギャグ漫画だ」と思うこともあれば「ああやっぱコイツはきららの百合漫画だ」と思うこともある 片方気に食わなくとももう片方が全力で食い下がって結局沼に呑まれるのだ あずまんが、日常、ゆゆ式、少女終末旅行、CITYなどなど この令和において『萌え×ギャグ』の最先端に居るのは彼女たちで間違いないだろう

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