死亡フラグを叩き折るゴリ先
漫画だけでなく、ホラー映画とかサスペンスものによくある死亡フラグ。 「こんな奴らと一緒にいられるか!俺は部屋に戻るぞ」 みたいな感じで、 「あ、こいつ死ぬな」 と思う瞬間多々あると思うのですが、本作は、そんな死亡フラグを出していながら、死なないゴリラみたいな先生(ゴリ先)の話。 ファンタジー的な異能をもった強キャラも出てくるのですが、ゴリ先の前ではそんな能力も無意味で、フルボッコにされて(ないしは、ゴリ先にビビって)転校生として再登場する。 ゴリ先何もの?という疑問はさておき、 本作の何がすごいって、この内容で5巻まで続いていながら、ずっと面白いという点。 殺されそうになっているのに全く無傷、というか、むしろ何されたかわかってないちょっと抜けた感じ、絶対死なない安心感が読んでて心地よいのです。 転生もしてないのに最強なゴリ先。 今後、ゴリ先がピンチになる瞬間がやってくるのか? その点も楽しみにして読んでいきたいです。