4巻まで読んだ感想です
※ネタバレを含むクチコミです。
よく広告で見ていた作品なのですが、正直、広告のコマ表現が卑猥な感じだったもんで、
あーそういう話ね
と、勝手にストーリーを推測して食指が動かなかったのですが、周囲の好反応もあって読んでみたら、タイトルのとおりだったという流れ。
まず大きな誤解がありまして
(左が私の妄想→実際)
卑猥→卑猥じゃない、むしろ純愛
大蛇が悪いやつ→悪くない、むしろいい人
大蛇とえっさほいさする→それはする
といった感じでした。
そして一番びっくりしたのが、大蛇様がめっちゃいい奴というか、めっちゃ可愛いところ。
風体は大蛇のそれなので怖いですし、脱皮とかもするので弱冠キモい(失礼)のですが、ミヨに対する思いが純粋で、それゆえに丁寧に扱う様子がモジモジして可愛い。
思いが伝わると素直に喜ぶ姿もかわいい。
山の主なのに、少年みたいに喜ぶ。
二人の関係が深まりつつ、二人の背景や過去についても少しずつ明らかになってきて、ますます目が離せなくなってきました。
ネット広告をみて、自分のような感想もった人、むしろそういう人こそ是非読んで欲しい作品です!
「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。
「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。