いい意味でオーソドックスな少年マンガ
不良マンガっていいですね。特にこういう爽やかな感じのはとてもいい。暴力という意味では悪いんだけど、優しさとか筋とかそういうのがあるのがいいですね。 冒頭、町にやってきた主人公が白い目でみられなかったこと、町に受け入れられたことに感じ入ってたシーンが印象的でした。 不良になる前にそう言う経験があればほんとの悪にはならなくて済むのかなと。家庭とか学校とか社会に居場所があると感じられれば、多少のケンカやヤンチャはあっても、そこまでで収まるのかなと。 と、自分はごちゃごちゃ考えましたが、考えさせるマンガではないです。ケンカとライバルと友情と、爽やかな少年マンガです。おすすめです。
キール戦では相手の“VIP”とよばれる幹部の異常さが際立っていた。
あの面々の凄まじい暴力性は投影性同一視(過去の自分を他人に投影する)とよばれるやたらイキがるヤンキー独特のものだとすれば彼らは、特にポス格の名取は人間の尊厳や精神が破壊される程の凄絶な虐待を受けていたのではないか。