何度でも読みたいSF宗教哲学
「SF×新宗教創設=VR神様」な話なんだけど、宗教や哲学の要素が沢山散りばめられてて読み応えがすごい。1回じゃ消化しきれないぐらい知的で面白い。 シズノを作る時に使った学習エンジンの名前がKUMARI(クマリ)で、「クマリってネパールの神様になる女の子のことだよな…」と思いながら読んでたら、それが靜馬の姉の置かれた状況とリンクしててすごく良い伏線だった。 メチャクチャいいもん読んだなという気分。これ短編アニメ映画にしてくんないかな。 https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496358577604#
冒頭で「神にならないか?」って、昨今の宗教の怖い方の話かと思ったら、全然違った。
人の心理をよくついている(笑)
信仰と推しに対する気持ちって確かに似ている。心のよりどころのよりどころにしたり、お金出してしまうところと、妄信的なところとか。
中の人から、手を離れて成長していく「神様」は果たしてよい神様となるのでしょうか?悪い神様になるのでしょうか?
現代の心の弱ってる方はこれを読んで神(推し)に散財しないよう対策できるかな?