守護らねば
戦国時代を舞台にした、主君に仕える鬼の一族と人間たちの主従の絆を描いた漫画。全3巻完結で、それぞれ主人公が異なるオムニバス形式となっている。話全体はどちらかというと悲劇的で、歴史に消えていった者たちの哀しきストーリーが中心。だが美しい作画で描かれる戦国時代の動乱だったり、華のあるアクションシーンや登場人物たちの巧みな心理描写が相まって、とても心を揺さぶられる場面が多い。それにしても著者の琥狗ハヤテさん、こんなに恰好良い活劇も描けるお人なのか!というのが個人的には良い驚きだった。
感情を表に出さない夫・未来は、明るく無邪気な妻・めぐると幸せに暮らしていた。だが、未来は妻にも秘密にしている、感情の起伏によって【過去に戻ってしまう病】を抱えていた。そんなある日、未来のもとに不審な電話が…。そして3日後、妻が死亡したことを知らされる。感情が爆発して過去に戻った未来は、妻を救うために行動するが…。夫婦の未来をめぐるタイムリープサスペンス開幕!! 電子版は雑誌掲載時のカラーページをそのまま掲載!! (※本電子書籍は『めぐる未来【単話版】』1~8の内容が含まれております。重複購入にご注意ください。)
続きが気になって仕方がない。
予想以上に、面白かったなぁ。
ごく普通の夫婦。
でも感情が爆発することで過去に戻ってしまう病気を持つ未来(夫)がめぐる(妻)を殺した犯人を過去に遡ることで突き止めていく話です。
2巻で犯人の顔分かるけど、まだまだ怪しい人まだいるしなぁとか、新しい人出てきそうとか、考察するのが楽しい。
妻が殺された日を通り越したことで、これから話が進んでいきそうなので先を楽しみにしたいと思う。