パニック
タイトルからして冒険ものか何かかと思って読み始め、読破したあと「パニックホラー」だったことに気づいた…。読まなければよかった…。怖すぎた。面白かったけど…。ドラゴンヘッドではなくて「リュウズ(竜頭)」っていうもう少しホラーっぽいタイトルにしておいて下されば、読まなかったかもしれないのに。ノブオのボディペイント本当にトラウマ…
20世紀最後に放たれた、恐怖の大巨編「世紀末サバイバル」!!修学旅行帰りの新幹線は、突然のトンネル落盤事故によってすべての光を失った……!!闇につつまれ、血みどろになった凄惨な“墓所”。生存者はテル、アコ、ノブオ、3名のみ。ほか全員、即死……。酸素も食料も出口すらも断たれた少年たちは、次第に壊れゆく「心」と闘いながら、動きはじめる。たったひとつの“希望”――「東京に、家族のもとに帰ること」を、生き延びるための支えとして……!!!!
現在はアラサーと呼ばれる年齢になった私が中学生の時読んで、「よくわからなかった」作品である本書。15年程度を経て再チャレンジしてみたが、今読むと面白く読める。当時はGANTZとかバトルロワイヤルだとかやたらと人の闇が濃い漫画が多くてその流れに嫌気が差していたのだけど、この作品のほうが発売が早くその先駆性は自分の中での再評価に繋がっている。