ハーフの気持ち
子供の頃に天才テレビ君に出ていたハーフの女の子に恋をして、ハーフって良いな。絶対に得じゃんと思っていました。 ハーフで親が英語喋れるから、二カ国ご使えるとか無双じゃん。とか思ってた。 でも、ハーフの人の気持ちは考えたことがなかった。 多分日本はハーフにとって暮らしづらい。島国だし、BARで隣に座っている人にすら声をかけれられないコミュ障人種だから。 マイノリティなアイデンティティが上手に描かれています。
「姉ちゃん、俺、改名したけん。」 フランス人の父と日本人の母を持つ〈米山和美マンダンダ〉は、弟から衝撃の告白を受ける。 大事な名前の一部を手放して良いの!? 困惑する姉と、「普通になりたい」とうつむく弟。 たしかに日本に生まれたはずなのに、周囲から「異物」のレッテルを貼られ続けていて…。 そういうの全部、笑って流せば周りに溶け込むことはできたけど━━。
序盤のつかみは面白かった。
でもすぐに失速。
理由は大きく分けて三つ
(1)画面整理が下手。
ごちゃごちゃしてて
いつ、どこで、誰が、何してるのか
ぱっと見判別つかない
(2)キャラ多すぎ。
画面が整理できてない状態で
ワラワラキャラを出されても・・・。
(3)怒りが生っぽすぎて昇華できてない。
なんていうか、『ハーフ』としてのモヤモヤや怒りが
”生”すぎて作品になじんでない感じ。
画面整理のできてなさや、キャラの多さで
失点してるところに
「昇華し切れてない生すぎる感情」を無理やり乗っけてるので
ただただ興醒め。
内容こそ欠点(と感じた部分)の指摘でネガティブだが理性的に分析してて感動した。なかなかこういう風に書ける人っていない。そんだけ冷静なら序盤のつかみの良さも解説してほしい。
↑この最初の投稿だけだどまだ描かれてないはずの先の展開まで含んだ「作品全体」を指して無軌道にdisってるただのヘイターにしか見えなかったけど、続きの投稿を全部読んでみたら「1話の評価」としては納得できたよ。