オタクの夢を具現化した女にコメントする
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同人女アパート建ててみた

夢の住処 #1巻応援

同人女アパート建ててみた 賀来
兎来栄寿
兎来栄寿

昔、マンガ好きの人を集めて共同スペースに大量のマンガ棚を置いたシェアハウスがあったら良いなと夢想していました。 個人の購買力では現在毎月1000冊以上発刊されるマンガを全部買うのは厳しいですが、皆で力を合わせれば少しずつ買ってたくさん読める。何なら、読んだ後にそこでお薦めし合ったり語り合ったりすることもできる。最高では? と。 とはいえ、実際に家を借りたり建てたりするにはそれなりのお金が必要ですし、各人それぞれに仕事であったり家庭であったりの事情もありますし、女性の場合は女性のみの方が好ましいなどなかなか全員の理想の場所にとは行かないので、やはり現実には難しいと夢は夢のままだったのですが……。 そんな想いを抱きつつ、ある日Twitterで見かけたこの作品を読んだときは 「理想のやつーーー!!!!!」 となりました。基本、同人活動って孤独になりがちなので作業通話などをするわけですが、日々近くで同じように作業している人が複数いる環境というのは良いですよね。辛い原稿のときも、リアルだからこその密度が濃くラグのないコミュニケーションがあればどれだけ支えになるか。 各種設備が新しく整っているのも素晴らしいのですが、最高なのはシアタールーム完備というところですね。上映会や推しの生誕祭、またゲーム大会などを大画面でやれるのは絶対楽しい。しかも、騒いでも他の住民に迷惑を掛けることがない。何より、そこで一緒になった人たちとはそこを離れてもきっと友人でいられそうな気がします。社会人になった後にそういう友人を作れる機会って限られていますからね。1LDKで家賃10万円と多少割高でも、それ以上のバリューが感じられる人も必ずいるであろう物件です。 銀行員の主人公が5000万円を借り入れるものの最初は住民が1人も入らず悪戦苦闘するのですが、萌え語りをしたオタク友達の皆がそれぞれ手を差し伸べてくれる温かさも良いです。さまざまな同人女たちが登場しますがとても解像度高く、同人の苦しみと喜びを分かち合える素敵な彼女たちが共に支え合って前向きに進んでいく姿、良いものです。 マンガとして見てもシンプルに絵がスタイリッシュかつ綺麗で読みやすいですし、テーマも面白く、キャラクターたちも魅力的。とても好きな作品です。 なお、あとがきマンガでは「同人女」という単語が一般的ではないので「オタク」にした方が良いのではと編集側から相談があったそうですが、ググると今は「同人女」という言葉の方が「オタク」よりも検索結果が多いのだとか。『同人女の感情』などの影響もあるでしょうが、なかなか凄いことだなと思いました。個人的には「同人女」の方が解りやすく主要な読者層に届きやすいだろうと思うので、良かったです。 ゲーマーやボドゲ好きアパートなんかもあったら良いなあ。

ぬるめた

ありとあらゆる『萌え』の末で待つ者

ぬるめた
名無し
名無し

久しぶりにマンバに帰ったらコイツの事は絶対に話さなければならないと胸に決めていた それほどまでに脳を焼かれた作品である 何ですかこれは 多種多様な工夫に満ちている事が読んでいてひしひしと伝わってくる まず第一にキャラが全員濃い上にシルエットで全員見分けがつくのでめちゃくちゃ読みやすい セリフの文字数が多いと最初ら辺で作者さんが嘆いていたらしいが全然気にならないレベルで読みやすい きらら初心者にも全然おすすめできる その上で脳に叩き込まれるのは破壊力高めのシュールギャグときらららしい緻密な日常、キャラ描写である いやなんで両立できるの?これを両立するのはキルミーベイベーとゆゆ式を同時にやれと言ってるような物だし実際この漫画は大体そういう漫画だ 普通なら両立できない物が何故か両立できてしまっているので「ああやっぱコイツはギャグ漫画だ」と思うこともあれば「ああやっぱコイツはきららの百合漫画だ」と思うこともある 片方気に食わなくとももう片方が全力で食い下がって結局沼に呑まれるのだ あずまんが、日常、ゆゆ式、少女終末旅行、CITYなどなど この令和において『萌え×ギャグ』の最先端に居るのは彼女たちで間違いないだろう

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

どうじんおんなあぱーとたててみた
同人女アパート建ててみた 1巻
同人女アパート建ててみた 2巻
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