ビーガンと引っ掛けたタイトル
想像はついたけど、肉魚卵一切使ってない食事定食を出すお店 恋の悩みや人生の悩み、命のあり方など店主の良子さんが出す料理や材料、食を通して改善していく。 体に優しく、より環境に優しくということで海洋汚染や環境破壊の話題や思想的なことも出てくる。 だけど押しつけがましくなく、体か求めているものたべよう!みたいな感じだから思ったより読みやすかったです。
“美願食堂”…ここはヴィーガン料理を振る舞う料理店。 「体が悦ぶもの、すなわち自分に必要なもの」は店主・橘良子のモットーである。 美を求める者、健康を願う者、さまざまなストレスにさらされた都会に生きる客たちとの食を通じたふれあいを描く、心優しいヒューマンストーリー第一弾。 ■コミックス書き下ろし!庄司いずみ先生のヴィーガンレシピを掲載■ 美願食堂の定番メニュー「デトックス定食」をお手軽に自宅でも!
ヴィーガンの人向けの漫画ではないし、ヴィーガンを広めようという意志が全面に出てるわけでもないので、ヴィーガンじゃない私が読んでも面白いグルメ漫画だな!という感想です。クセの強い女性店主が切り盛りする定食屋さんに様々な境遇の人がやってきて、そこでの出会いとか、ヴィーガン料理の魅力を始めとした「食べる喜び」に気づき、後ろ向きだった気持ちが前向きになっていくという人情グルメ漫画です。巻末にレシピが載ってるんですが、率直に食べてみたい!と思えたので地味に助かるおまけでした。2巻も楽しみ。