現代の怪奇漫画だね
ホラー漫画でもギャグ漫画でもなく怪奇漫画と呼ぶのがふさわしいような作品。どの短編もインパクトがあるので全て記憶に残ってますが蚊とカンナの話が特に好きです。蚊の話は日本兵と蚊の両方の視点がそれぞれ一話ずつあって面白かった。とりあえず黄色い○○シリーズを全部読もうと思います。
リイドカフェ連載中の【奇想ホラー】がついに単行本化。圧縮袋の中の美女。人の上っ面を剥ぐ儀式。美女とスッポンと亀。孤島の蚊と運命の愛。電子書籍版は連載時にカラーだったページをそのままに収録しているほか、電子書籍版のために新たに加筆・修正したページも多数。現実と幻想、不快と爽快の境を彷徨う究極のエクスタシー。
確かアウターゾーンの続編目当てで買った雑誌に収録されていて、たまたま読んでなんだこの漫画はすごいなと思ったのが「鉋屑」でした。それからは黄島点心の単行本があれば買うし単行本未収録も集め始めるくらい好きです。
「鉋屑」は鉋使いの職人の悲恋なのですが途中から鉋が人を襲い始めるという内容。鉋屑はもちろんのこと他の短編も無茶苦茶面白いです。
あらすじを見ると単行本版と電子書籍版で内容が少し違うっぽいようですが詳しい方がいたら違いを教えてください