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『はねバド!』濱田浩輔、待望の最新作!! 山裾の国の姫・アルシノエが目覚めると、イリア皇国の侵攻から1か月が経っていた。あの日、母が殺され、邪竜が目覚め、祖国が焼かれた。世界を滅ぼすほどの強大な力を持った邪竜を抑えこむため、アルシノエの身に宿る魔神<思い出を喰う狂女>の力を発動。<狂女>の炎により邪竜の動きを封じることに成功するが、その代償に父親との記憶をすべて失ってしまう。そんな彼女の前に、父を名乗る男・セルバンが現れ―― 亡国の王と、忘却の姫君。“喪失”で繋がれた二人の、“再生”の旅が幕を開ける――!!
はねバド!の濱田先生の新作がゴリゴリのファンタジーだということそのものと完成度の高さにびっくりしました。最高。
皇女アルシノエは邪竜スキアールインとの戦いで母親も亡くし、国も奪われてしまいます。その彼女の前に現れた男こそ実の父セルバン王。ところがアルシノエは戦いの中で「思い出を喰う狂女」セント・ファナ(めちゃくちゃかっこいい)を呼び寄せた代償によって父親についての記憶を失っていました。
設定や固有名詞がたくさん出てきてついていくのは一見大変ですが、記憶をなくした少女と自分のことを覚えていない娘と旅をするセルバン王がふたり並んでいる姿だけでグッと来ます。スピリッツ読む楽しみが増えました!