色々、考えさせられて…。
人生いつ何が起こるか分からない。 毎日、大切に生きていかなければ。 自分だけではなく人の人生も左右する出来事に出会うことも多々ある。 それは、自分自身も左右されることもあるので、お互い様。 人から与えられて豊かになることもあるが、そうじゃないこともある。 でも、それが人生だから。 自分で選べないことも沢山ある。 だから、自分で選べることは選んでいこう。 なるべく後悔しない人生を歩むために。 などと、この本を読んで考えたりした。
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
おまけ程度に細かい話をすると『ルックバック』に言及があるのは「17-21」のほうだけど、「22-26」のあとがきも一緒に読んだほうがいいと思う。これはふたつ揃うことで完成するように書いている。気もする。多分。おそらく。という感じで結局短編集のあとがきを読んでもどことなく掴みどころがないのは変わらずだけど、読む前よりはスッキリするんじゃないでしょうか。責任は取れないけど!