サブカル?アングラ?ダウナー?カルト?
個性が強すぎてなんとも表現し出来ない漫画。 人にはオススメしづらいけど、めちゃくちゃオススメしたい一冊。 主張、信念、主義、信条、心理、信仰、魂。 どれが適当なのか、そもそもどれも適切じゃ無いのか。華倫変じゃないからわからないけど、心を鷲掴みにえぐられる。 気がついたら私はとっくに作者の年齢を追い越して社会を乗り繋いでるんだな
今なお語り継がれる伝説の鬼才・華倫変が放つ傑作短編集! 現代に住む若い女をヒロインに描き出す「性」と「聖」。全9篇収録。 収録作品「忘れる」「あぜ道」「下校中」「木々」「ねむる部屋」「コギャル 危ない放課後」「酒とばらの日々」「とかく現世(このよ)はくだらなすぎる」「高速回線は光うさぎの夢を見るか?」 夭折した漫画家、華倫変の最後の作品集。ひたすら眠る人の話や、オカルト宗教に傾斜する元委員長の話などなど。こうした題材を取り上げながらも、ただ暗いだけでなく、かといって分かりやすいハッピーエンドにも行かずに話を進め、絶妙な感覚を引き出します。たまに救いを感じさせるのが凄いですね。
マンバで華倫変のページを見ていて、ただのファンが書いたようなあらすじ(こうした題材を取り上げながらも、ただ暗いだけでなく、かといって分かりやすいハッピーエンドにも行かずに話を進め、絶妙な感覚を引き出します。たまに救いを感じさせるのが凄いですね。)が気になって読んでみました!
華倫変って今もカルト漫画家として有名だし気になってる作家だったけど、致命的に痛いとかグロい話はないのに、夜に読んで寝たのに朝起きたらダウナーな気分が残ってて、なるほどこういうことか…と理解した。でもあらすじ以上の感想が書けなかったので、他作品を読み込んでから出直したいと思います。