「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」。自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。前作から4年の沈黙を破った田島列島が、ユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、家族の元を離れて始まる、家族の物語。家族の元を離れて始まる、家族の物語。高1春、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた直達。彼が淡い想いを寄せる25歳OLの榊さんとの間には、思いも寄らぬ因縁が……。「別冊マガジン」連載時より作家、著名人、漫画読みから絶賛の声が続々!宝島社「このマンガがすごい!2015」オトコ編第3位、マンガ大賞2015第2位など各漫画賞を総ナメにした名作『子供はわかってあげない』の田島列島、待望の最新作!
「このマンガがすごい!2022」予想スレ
▼2021年【オトコ編】
1位 『チェンソーマン』 藤本タツキ(集英社)
2位 『葬送のフリーレン』山田鐘人(作)アベツカサ(画)(小学館)
3位 『九龍ジェネリックロマンス』眉月じゅん(集英社)
4位 『水は海に向かって流れる』田島列島(講談社)
5位 『竜女戦記』都留泰作(平凡社)
6位 『ダンピアのおいしい冒険』トマトスープ(イースト・プレス)
7位 『大ダーク』林田球(小学館)
8位 『忍者と極道』近藤信輔(講談社)
9位 『僕の心のヤバイやつ』桜井のりお(秋田書店)
10位 『ベルリンうわの空』香山哲(イースト・プレス)
▼2021年【オンナ編】
1位 『女の園の星』和山やま(祥伝社)
2位 『後ハッピーマニア』安野モヨコ(祥伝社)
3位 『薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記―』笹生那実(イースト・プレス)
4位 『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ(KADOKAWA)
5位 『カラオケ行こ!』和山やま(KADOKAWA)
6位 『ミステリと言う勿れ』田村由美(小学館)
7位 『わたしの幸せな結婚』顎木あくみ(作)高坂りと(画)月岡月穂(キャラ)(スクウェア・エニックス)
8位 『かしこくて勇気ある子ども』山本美希(リイド社)
9位 『消えた初恋』アルコ(画)ひねくれ渡(作)(集英社)
10位 『ゆびさきと恋々』森下suu(講談社)
ゆびさきと恋々
消えた初恋
かしこくて勇気ある子ども
わたしの幸せな結婚
ミステリと言う勿れ
カラオケ行こ!
マイ・ブロークン・マリコ
薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記―
後ハッピーマニア
女の園の星
ベルリンうわの空
僕の心のヤバイやつ
忍者と極道
大ダーク
イース
ダンピアのおいしい冒険
竜女戦記
水は海に向かって流れる
九龍ジェネリックロマンス
葬送のフリーレン
チェンソーマン
森下suu
ひねくれ渡
アルコ
山本美希
スクウェア・エニックス
月岡月穂
高坂りと
顎木あくみ
田村由美
KADOKAWA
平庫ワカ
笹生那実
安野モヨコ
和山やま
香山哲
桜井のりお
近藤信輔
林田球
トマトスープ
都留泰作