つげ義春大全

日本の漫画史を語るとき必ずその名前が浮上し、作品発表から50年を超える今でも、その芸術性の高さが評価される漫画家・つげ義春。2020年4月より、著者自らが「大全」と謳い、全面協力のもと編纂されたつげファン垂涎のコレクション企画「つげ義春大全」刊行スタート!

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つげ義春大全

つげ義春大全

江戸時代前期、将軍徳川綱吉時代に行われた「生類憐みの令」を題材にした作品で、悪法に苦しむ人々を救う謎の使者白面夜叉の活躍を描いた単行本デビュー作『白面夜叉』。不慮の死を遂げた恩師の仇を討つため、苦難の道を歩む剣士の姿を描いた『涙の仇討』。亡き父を尋ね歩き、数奇な運命に巻き込まれた少女を描いた『愛の調べ』。長編三作を収録。若き日のつげの、漫画への情熱がうかがえる力作群。