「うずまき」読んでみた
私の今更読んでないと人に言えない漫画ランキング1位の「寄生獣」に続き、2位がこの「うずまき」でした。 秀一君の存在がどんどんギャグになっていくのが面白い。でもラストまで読むと最初から最後まで秀一君はまともだったんだなってちょっと見直しました。 ヒトマイマイの交尾シーンが一番好き。衝撃的だった…!これを読みたいが為に何度でも読み返したいと思った。
女子高生の五島桐絵は、隣町の高校に通う斎藤秀一を駅に迎えに行く途中、路地に座り込んで壁をじっと見つめている秀一の父親を見つけた。彼は桐絵のあいさつにも気付かない様子で、壁にはりついたカタツムリの殻を見つめ続けていた…。新感覚ホラーの鬼才・伊藤潤二が描く、世にも不思議な恐怖の世界!!
ゾッとするような気持ち悪さと思わず笑ってしまうギャグのギリギリを攻めてるな〜思いきや、最後は意外にも壮大な展開となって圧倒された。
「ふふっ…なんこいつらで同級生がカタツムリになっても逃げねえんだよ。てか学校で飼うのかよ」とメチャクチャな現象を当たり前のようにスルーする住民たちに内心突っ込みつつも、「もっと怖くて気持ち悪いのがみたいからそのままでいてくれ〜」という気持ちになるところがすごい。
満男はエンポリオみたいに生き延びてるのだろうか……。
【追記】
うずまき読んだら和山やま先生の夢中さ、きみに。が読みたくなりました。やっぱ伊藤潤二先生の絵ってやっぱ耽美ですよね。