シリウスによればどんな理由があろうとも戦争は絶対的な悪なんだよな。生き残るために戦う、守るために戦うという理由で奥羽軍が戦争をしててもシリウスからすれば理解不能で全員おかしいと言い放つ。最終的には邪魔をする。
争うことは無益だと、戦わなくても済む道があると、共生できると。
これ全部叶えられてないんだよね。ここから何を学べばいいんだろう、シリウス可哀想?そんな訳あるかいな。
争う事の無益さを説く前にシリウスは柔軟に考えるべきだったし妥協を覚えるべきだった。
シリウスのそれは説得ではなく一方的な要求。解り合おうとしなかったのはシリウスだし、先を見ていなかったのはシリウスだった。
ウィードだって一人で理想を叶えられた訳じゃない。敵を増やしたのは紛れもなくシリウスの自業自得。
たまたま若い時の銀に似ていたからモンスーンは気持ち許してたけど、そういった要素があったからこそ開花していた訳で。付け入る隙があったから通用した話なのに勘違いしっぱなしだった。
清い心なんて自分が清いと思ってなかったら言えない言葉だ。