わたくしは当然「みんなが百合を読んでいる…だと…」という感覚で眺めておりましたわ。ライバルであり相棒であり、喪われた人への悔恨…重い作品だと思います。

女性同士を描きながら女性的な描写を回避していたので、恐らく性別に関係のない物語として捉えてほしいという意図はあるのだろうと感じました。せめぎ合うお気持ち分かりますわ。

でもこっそり妄想する自由はありましてよ♡

(追記)男性性が苦手な人のために、恋愛物語ではない女性が主役の作品がもっと出て欲しいですわ。

性別に関係ない物語として〜ってのは多分そうなんだろうなと感じました。でもそれゆえに「百合だ〜〜!!」って軽率にはしゃげないな…みたいな(めんどくさいオタク)。ふたりの関係性すごく好きなんですけどね。

あと書いてて思ったんですが、オマージュ元のワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドが男と男の話だったのでもしかしたらそこも反転させてるのかもしれない…。

オマージュ元は存じ上げなかったのですが、その男女反転の指摘は大事だと思いますわ。

欧米では「ブロマンス」という男性同士の親密さを大切にする文化がある一方で、女性同士の親密さの文化は規模が小さいですので、日本からそこを補う「百合」「ロマンシス」が発展する事にとても意義があると思いますの。

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