「働く」とは
この作者のかたの読切は公開されているものはひととおり読んでますが、このゆっくりと、しかし確実に核の部分に何かを突き刺してくる感覚がたまらなく好きです。 今作の主人公は心情の部分があまり詳細に描かれないので何を考えているのかわからないんだけど、こうしないと生きていけないのかなーとか考えたりしました。
『孤独のグルメ』の谷口ジローが描く“孤独のルーヴル”!! ルーヴル美術館&オリジナル誌の共同企画。ヨーロッパで絶大な人気を誇る谷口ジローが挑む美術史の迷宮。ゴッホやコローなど巨匠たちが麗筆で蘇る!! 芸術家たちの魂が集う、美の迷宮ルーヴル美術館を訪れた作家は、ルーヴルの守り人に導かれ、美術史の旅に出る。ゴッホ、コロー、など巨匠たちと出会い、言葉を交わした作家が、最後に出会う人とは…!? ※通常版と豪華版の内容は同じです。
サモトラケのニケの案内によって時空を超えてルーブル美術館に所蔵されている作品や芸術家を巡っていくのですが、まるで夢を見ているかのように美しい漫画です。というか芸術作品ですね。谷口ジロー先生の偉大な芸術家達に対する最大限の尊敬がここにあります。ゴッホと会話する場面とかさぁ。あまりにも良すぎて何も言えないですね…。