皆川亮二の短編集!
普段長期連載作家として名を轟かす先生が出す短編集ではよくあるんですが、色々と試行しているのが面白いんですよね。 こちらも例に漏れず色々遊んでいます。 『進撃の巨人』の諫山創先生とのコラボ読切や、3話完結作品のS.O.L、更にはサイレント漫画などもあり、どれもインパクトあってよき。
『スプリガン』『ARMS』などのヒット作で知られる皆川亮二、初の短編集。表題作の他、『ユーキャンドゥーイット?』『S.O.L』『奪還』、諫山創原作の『the Killing Pawn』の全5作を収録。
やはり一番やばいのは『進撃の巨人』諫山創原作の将棋マンガ『the Killing Pawn』でしょうか。諫山節と皆川演出が重なって生まれた奇跡の迫力によって最強になっている感があります(小並感)。
どの短編も皆川亮二エッセンスがギュッと詰まっているので、ファンはもちろん皆川作品が初めての方にもオススメの一冊です。