遙か遠い未来……ワープ航法を可能にした人類は、欠乏する資源を求めて宇宙へと飛び立つなか、一つの結論に到達した。人間たちこそが地球(テラ)を窒息させる――と。そして訪れた、特殊政府体制(スペリオルドミネーション)の時代。性格一致、完全温厚、歩行整然……一糸乱れず。エネルギーのぬけた顔が並ぶ中ひときわ目立つ、エネルギーがありあまった不良児童・ジョミー・マーキス・シンにも“目覚めの日”が訪れようとしていた。1977年の連載開始と共に大ブームを巻き起こした、冒険と感動の超大作SFコミックス『地球へ…』。連載当時のカラーページを完全復刻し、今よみがえる!
萩尾望都の「一度きりの大泉の話」について
確かに萩尾望都「あそび玉」と竹宮惠子の「地球へ…」は似ている
「あそび玉」は『別冊少女コミック』1972年1月号
「地球へ…」は『月刊マンガ少年』1977年1月号
メモ
「11月のギムナジウム」「別冊少女コミック」1971年11月号
「雪と星と天使と(サンルームにて)」「別冊少女コミック」1970年12月号
「風と木の詩」『週刊少女コミック』1976年10号
風と木の詩
11月のギムナジウム
地球へ…
竹宮惠子
萩尾望都