「北北西に曇と往け」感想
6巻まで読了。最初から読み返したがやはり面白い!気軽に旅行気分を味わえる漫画は数あれど、澄みわたる空の眩しさや凍てつく空気や吐く息の白さ、踏みしめた大地の質感までもリアルに体感できる漫画はそうそう無いぞ!登場人物もみな個性豊かで魅力的だし、話の続きもめっちゃ気になるわ~!
舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。3つ、その職業は、探偵――。あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。愛車ジムニーを駆りながら、胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!若き魔法使いの成長を描いた『乱と灰色の世界』から2年。入江亜季の最新作は極北の大地が舞台の“エブリデイ・ワンダー”!!
とにかくかっこいい。線が美しい!硬派で媚びてないシンプルな全身のコマも好きだし、アップになった時の綺麗さったら、もう。5巻、特に37話、リリヤが音楽を奏でるシーンは言葉が無くても魅せられます。一体どんな音だったのか。聴きたい…‼️︎
あと三知嵩の「何からやる?」に萌えた。末恐ろしい子です。
あと人物の表情が豊かで、流し目というか、視線の持って行き方がしびれます。好きです。
あと表紙と目次の間の遊び紙?が灰のようでかっこいいです。たまらん。