Xジェンダーは複雑だけど奥が深い。
まあ奥が深いと言っても、私自身に知識がなくて知らないことがたくさん描いてあるなと思ったというだけなんですが。 Xジェンダーの定義は、心の性別が男女どちらでもない(どちらでもある)ということらしい。その中で著者は、体は女性で、恋愛対象は女性。 ここで心も女性であれば「レズビアン」に該当するのだけど、性的指向は男性寄り(性交ではタチ=攻めしかできない)なのでレズビアンではないようです。複雑だ。 物語としては、交際していた女性があっさりと男性と結婚し、しかも妊娠したという事実に大変ショックを受けたことで、女性同士の出会いを求めてオフ会へ参加しようとする…というものです。 フッた女性を見返して幸せになってやると意気込む主人公に良い出会いは訪れるのでしょうか。
おすすめありがとうございます。読みました!
”本作は作者の「苦しみ」と解放のノンフィクションです。”
本当そうですね。そして次に続く内容説明もとっても読みたい!と思いました。
内面を全てさらけ出すのは難しい社会だからこそ、こうして作品として素直に描かれることに意味があると思いました。
同じ仲間探しというより、1人1人違うがどうしたら居心地が良いのかという人間関係、他人との付き合い方が大切で自分に嘘を付いてはいけないと思いました。
作者は陰キャラといいますが、行動力有りで行動派だと思います。
ありがとうございます!
自分を曝け出すのも呪詛を吐くのも、覚悟もいれば技術も要りますよねー。苦闘の過程と結果小さくても自分の居場所を得られた物語は、語られる価値があると思います。
作者さんは多分、一人では動けるけれど大人数の中では我を出せないタイプの陰キャだと思います。私がそんな感じなので、勝手に共感している次第です。